あらすじ紹介
「俺がいなくても――地の国は大丈夫だってことを証明してくれ」
大陸一の領土と権勢を誇る「火の国」との決戦。
ところがアルクスはこれを三駄姫への最後の試練とし、一切を任せて姿を消してしまう!?
要衝に立てこもり、三倍の敵相手に知恵を駆使して奮闘するレーナ。
単身敵国に乗り込み、鍛えた交渉力で活路を見出そうとするラシーヌ。
そしてピニャは……。
果敢に立ち向かう姫たち。
だが火の国の王イグニスの圧倒的な武力と苛烈な戦略にやがて――。
「時は満ちた。始めようじゃないか。俺たちの『完戦常勝譚〈パーフェクトヴィクトリア〉』を!」
英雄王が落ちこぼれの三姫を導く、無双破軍ファンタジー戦記、第3弾!!
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みんなからのレビュー
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真白優樹
3火の国との決戦となる中、突然アルクスが離脱する最終巻。姫達が頑張る裏で英雄は全てをひっくり返す。今回は最終試験的な要素で三人の姫達がそれぞれの特技を生かして立ち回る中、アルクスは全てをひっくり返す作戦を敢行する。・・・前振りも伏線もそんなに無かった気がするが最終巻だし仕方ないか。それよりも敵を自国にくぎ付けにしている間に帝国の人口を削ぎ並み居る国を統一してしまうって・・・凄く大規模すぎる作戦である。こんな作戦を実行できるならその内帝国も平らげてしまうのではないだろうか。 総じて言えば中々に面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぼーぼー
1今回は三「駄」姫らしさは一切なし。得意分野を十全に発揮する集大成でした。大国の王にまで認められるようになりましたが、最後はアルクスが全て持っていきましたね。さすがは万書英雄。国はおろか、大陸をかけた戦い、増えた恋敵たちの行方など気になるところまだ多いものの、ここで最終巻。仕方ないのですが、続きが読めないのは残念ですね。ガチガチすぎず、でも緩すぎない戦記物として、気楽に楽しませてもらいました。 続きを読む…
ネタバレあり -
トルネードG&T
0シリーズ最終巻、フルパワー戦争編です。世界観の広がりは一定程度あるように思われ、いわゆる作品時系列外も含めた「全体の流れ」も存在するようなのですが、大枠から作ったというよりは作品要素として必要な部分のみ設定している感じですね。特に能力と巨大生物あたりに顕著な節があります。ただそれはそれとしてもフルパワー戦争編としては話をちゃんとやっていたので楽しめた作品でした。1巻発売後には全3巻と決まっていたのでしょうが、全20巻とかだったらまた違った様相もあり得たのでしょうか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/02/15
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797386691