あらすじ紹介
何も掴めなかったあの頃があった。
何かを掴めそうだった十年前があった。
そして何かを失った十一年後があった。
全てがあったから、ここに僕がいる。
自分だけが幸せを得た未来を経験して芸大生へと戻った僕、橋場恭也。
課せられた使命は本来の三人の未来を取り戻すこと。
「いってらっしゃい」
十一年後にもらった言葉が僕の背中を押す。
ここから僕たちの人生を作り直すんだ。
シノアキの創作意欲を高めるため、僕は後の天才となりうる美術学科の一つ下の後輩、斎川美乃梨に近づいたもののなぜか彼女に不審がられ逃げられてしまい……。
いま何かを頑張っているあなたの為にある青春作り直しストーリー、先を示すための第5弾!
みんなからのレビュー
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むっきゅー
44貫之を失ったが、2018年で出会った斉川を仲間に加え、再スタートを切るチームきたやま。自分だけが成功する未来を捨て、みんなと最高の作品を作る未来に向けてもがき苦しむ恭也。今巻は、二回生の課題に取り組む前の準備的なエピソードでした。恭也のエゴの部分を抜き出したようなライバルキャラ・九路田も登場し、次巻からのコンテンツ作り楽しみです。ところで、シノアキは斉川がいることでクリエイターたりえるが、未来のナナコの状況やあの寂しげなイラストを見る限り、ナナコこそが真に恭也を必要としているのではないかと思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
39【電子書籍】胸が張り裂ける思いをして辿り着いた新境地。悩んで、決断して、また悩んで…。そんな恭也が、シノアキをチームから外し鬼才九路田のチームに合流してもらうという大きな決断をする今回。閉ざした未来で縁ができ、現代でも大学の後輩として出会った斎川美乃梨をイラストレーターとして加え、新生チームきたやま△がボカロを使ったMV製作で九路田チームに挑む。今チームに必要なのは「物語」。そしてそれを紡げるのは唯一人…。全てを抱え込んでいた恭也が、ちゃんと周りをみるようになっていたのがとても心に響いてきました。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
37未来を経験して芸大生へと戻った恭也に課された使命は本来の三人の未来を取り戻すこと。シノアキの創作意欲を高めるため美術学科の一つ下の後輩・斎川美乃梨に接近し、自分とはアプローチが異なる九路田とも知り合う第五弾。シノアキ復活のキーマン・斎川美乃梨へのアプローチと、葛藤しつつも決断したシノアキへの提案。恭也を巡るヒロインたちとのラブコメ的展開もあったりする中で、周囲の皆のために下した覚悟と決断がどういう結果をもたらすのか。果たしてそれで良かったのかどうにも不穏な予感がするエピローグですが続巻が早く読みたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
37再び芸大生に戻った恭也が、本来の3人の未来を取り戻す為に本気で人生を作り直すシリーズ第5弾。あとがきにもあるが今回は恭也にとって試練の回だった。覚悟を決めた男の前に立ちはだかる創作という世界の残酷さ。その世界で恭也はどんな解を見せてくれるのか。ラブコメも恐ろしいくらいに動き始めているし、まさにここからがこの物語の本番だと言わんばかりの内容でした。エピローグで心を揺さぶられ、次巻予告でただでさえ高かった期待値はマックス状態に。恭也の覚悟は本来の3人の未来を取り戻す一歩に繋がるのか。次巻楽しみで仕方がない。 続きを読む…
ネタバレあり -
ランドセル太郎
35再び過去へと戻ってきた恭也。貫之がいない状態での再スタートを切ったが、未来で出会った斎川美乃梨が美術研究会に入ったり、久路田というあまりにも完璧すぎるが故に人間関係を壊してしまう制作担当に出会った。そんな久路田から、シノアキをチームに入れたいというお願いをされる恭也だったが、あっさりと承諾し…。貫之やシノアキがいなくなった状態で出された課題は動画製作。今巻はまだコンセプトが定まっただけなので次巻からになりますが、あの2人がいないというのは正直心細いなと感じました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/09/25
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784040651620
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