デスペラードブルース
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デスペラードブルース

神座市という町で起きた一家殺害事件。その生き残りである筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、東京でその日暮らしを送っていた。だが、その日常は突然壊される。同郷を名乗る男の登場によって――。
江波光則 (著) / 霜月えいと (イラスト)
シリーズ:デスペラード ブルース(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

己を取り戻すため、ならず者たちは牙を研ぐ

神座市という町で起きた一家殺害事件。
その生き残りである主人公・筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、建設現場で日銭を稼ぐその日暮らしを送っていた。
だが、その日常がある日突然壊される。
同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によって――。

ヤクザの傘下でノックアウト強盗を働く、一河紺。
義足の殺し屋、柏葉吐月。
建設現場の警備をする、神座市出身の鮫島元春、鱶田不知火。
白夜たちを派遣している会社の社長と繋がる風俗嬢、舞浜歌織。

さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。
それは、何者かの意思か、人間の生み出す引力か。

殺人、死闘、詐欺、ドラッグ、etc...
白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。

街を追いやられた男たちは、ふたたび人生という賭場を取り戻すべく牙を研ぐ。
鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ、始動!


【編集担当からのおすすめ情報】
常に、スリリングな小説をお届けし続ける鬼才の新シリーズ!
ガガガ文庫では『鳥葬』シリーズ、『ボーパルバニー』など。
ハヤカワ文庫JAでは『我もまたアルカディアにあり』など。
幅広い作風でファンを魅了しつつけている作家の最新作。
今回は、街を取り合うクライムサスペンス。格闘小説としての一面もあり、とても美味しい一冊となっています。
シリーズ展開予定ですので、ぜひこのご機会に!!

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みんなからのレビュー

  • はつばあば

    明日病院のお供にハードカバー製本では傷むしキンドル本でと。この本1巻2巻共読んでました。でも登録されてなかったので。きっとレビューを書くのも忘れるくらいのめり込んだはずです。主人公の白夜は地方の町で両親と妹を惨殺されている。この「神座市」に縁のある者たちが東京の建設会社になぜか集められているのよねぇ。この白夜に魅かれたのは・・彼は格闘技でなく殺人術を習っていたの。渋いねぇ。だって習っても普通殺人術なんて使えないでしょ。防御はできる。それがいい 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりも

    一家殺害事件の唯一の生き残りの青年・筧白夜。故郷から逃げ東京でその日暮らしを送る筧の日常がある男と出会うことで唐突に壊れる無法者たちの物語ここに開幕。この作品はまさしく江波光則にしか書けないオンリーワンな物語だ。冒頭から殺人カラテのステゴロ格闘にヤクザにドラッグにSEXと"らしさ"全開の展開。何よりもラノベでこんな濃密なソープ嬢とのプレイを読めるなんて思いもしなかった。これはガガガだからこそ出来た作品だろう。デスペラードブルースのタイトルに相応しい血生臭と仄暗さと青臭さ。是非これを味わって貰いたい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • S.T.

    面白かった!見事なまでのカテゴリーエラー。しかし驚いたのは、2巻が公式の予定に載ったこと。え?売れたの(苦笑)?主人公は背景のある青年。主人公だしね。殺人術の達人なのも、まあ許容できるとして。え?ガチ裏社会のお話じゃね?1巻のヒロイン風俗嬢だよ!?もちろん致しちゃってるよ!わざとらしいまでの童貞フェイスなのに房中術駆使してるよ!え?マジの殺し…死んではなかったか…。しっかり女性キャラも逐次投入して一応ラノベを意識してはいるのか?ラストでは本命っぽい元カノも登場。家族を惨殺された青年の復讐譚。2巻楽しみだ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    一家殺害事件の只一人の生き残りの主人公。日雇労働に明け暮れ同じ毎日を過ごしていたのだがある日強盗に巻き込まれたことにより彼の人生が動き始めるといった内容。やっぱりガガガの特色が良く現れているよな~と思ったわ。読み始めは何だか微妙かなと思ったが話が進むにつれて読まされていくといった感じでなかなかに面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    無茶苦茶面白かった。 構成とシチュエーションはラノベ風なのだが、やたらとリアルな風俗行くまでの描写、スピードではなくバキ並の解説で楽しませる殺人カラテ、誰一人信用できないキャラたち・・・・・・ そういった要素が含まれて、明らかに対象年齢を変えてる雰囲気がある。信頼より利用が必要とされる社会で、唯一上手く他人を利用できない主人公。納得するためだけの仇討ちは現代風武侠モノという感じか。 ガガガならではの中高生向けではないけど、背伸びしたい感が出てる良作。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2018/12/18
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784094517668

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