やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 13
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 13

まちがえるわけにはいかない、今度こそは正しくありたい、とそう願う。その選択が正しいかどうかなんて、振り返らなければ分かるはずがないのに――。苦くも切ない青春群像劇はいよいよ終幕へ。
渡航 (著) / ぽんかん⑧ (イラスト)
シリーズ:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

エンドロールが流れる前に

暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。
それぞれの想いを言葉にし、行動しようとする雪乃、結衣、八幡。そして、それは今のままの関係でいることを終わらせることでもあって――。
雪ノ下雪乃は、最後まで見届けて欲しいと願った。由比ヶ浜結衣は、このままずっと一緒にいられたらと祈った。美しい夕日に時が止まればと願っても、落日を迎えなければ新しい日はやってこない。前に進むために諦めること、終止符を打つこと。悩むまもなく、巻き戻すことも出来ず、エンドロールは流れ始める……。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ゼロ

    本物になれない彼ら彼女らの物語は終わりを告げようとしている。前巻でプロムの自粛を求められ、陽乃さんから共依存の関係を告げられ、奉仕部の関係にメスを入れられました。今回、八幡は、新しいプロムを当て馬として企画し、雪ノ下ママを八幡ならではのやり方で打破することになりました。卒業生のためのプロムは下級生が私利私欲のために行うものに変化しました。登場人物が深読みをしすぎて、バカ野郎の一言が言えず拗れています。似たような展開に退屈を感じ、共依存の言葉に引っ張られ過ぎている。初期にあった良さは徐々に薄れてきています。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ばたやん@かみがた

    「俺は、お前を…助けたいと思っている」「ありがとう。でも、もういいの。…それだけで充分よ」(P.82)。いろはが呟くまでもなくこんなの、告白か睦言だ。但し、砲火飛び交う塹壕の中で、と言う赴きの。そして雪之はこの後、八幡と読者の前に僅か二回しか姿を見せない。しかし彼女の不在性は却ってそのヒロインとしての真価を際立たせているのだ。由衣が逆立ちしても及ばぬ理由はそこにある。彼女が自分の思いに忠実であることと雪乃の立場と思いを理解することの二律背反から来る哀しさについては既に昨晩の“呟き”で触れた。(続) 続きを読む…

    ネタバレあり
  • かんけー

    やっぱ朝になっちった(笑^_^;)昨夜(20日)から真剣に?w読み始め、遅いからこの時間でやっとの読了(^_^;)今日仕事在るのに何やってんだかww八幡にしろ、ゆきのんにしろ?不器用過ぎてもっと楽なやり方も在る筈なのにね...共依存とか本物とか彼、彼女達の想いと慟哭、衝突すれ違いと勘違い、想い違い?とか色々言葉を尽くしても、根っ子に有るのは一緒に居たいと言う刹那の想いだよね!冒頭の平塚先生と八幡の会話が今回一番心にスッと入ってきた♪対はるのん、対葉山?読んでて、胃がジクジクして?八幡のやり方云々は→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりも

    俺ガイル最終章遂に開幕わざと理解しづらい文章にする事で登場人物たちの複雑な心境を表現したり、エッジの効いたネタを入れたりと安定のわたりん節を楽しむ事は出来たけどなんだか物足りない。やはり前巻から間が空いたせいで作品に対する熱が完全に冷めたんだろうな。それと今回の内容がクライマックスへ向けた完全なタメ回だったていうのも大きい。面白かったのは確かだが、焦らされまくった割には…って感じだった。とはいえこれだけ溜めに溜めたのだからクライマックスはきっととんでもない傑作になる筈。最終巻は覚えてるうちに出して欲しい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    「だから、この勝負も、この関係も……、これで終わりにしましょう」。地の文のキレは衰えず、これまで積み上げてきたものをしっかりと清算していくのは流石。止まることを許さず、曖昧なままの心地よい関係ではいられないからこそ『青春』を強く感じる。interlude、比企谷八幡以外から見た物語が胸に残った。みんなにわかっているなら、聡い彼と彼女がわかっていないはずがない。彼女の本音、蓋をし続けた気持ち。漏れ出たその気持ちが嬉しくもあり、辛くもある。彼と彼女と彼女はどう結論をつけるのか。あまりにも続きが気になりすぎる。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2018/11/20
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784094517620

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