あらすじ紹介
進軍を開始する竜族。鳴動する世界
ルゲニアによる敗戦から、ガユスとギギナはエリダナに帰還。敗戦の最中で手に入れた、聖ハウラン派の研究結果とイーゴン異録の調査だけが生き残る道となる。そしてエリダナでは勢力再編が行われる。
一方、モルディーン枢機卿長は、翼将を従えて聖地アルソークに向かう。対するはラペトデス七都市同盟の七英雄。両者の機密会談の行方が世界の命運を握る。
北方の地では<大禍つ式>の両巨頭が現れ、<古き巨人>の鉄王も呼応する。竜族最強硬派である<黒竜派>が進軍を開始する。竜族を率いる巨竜が顕現するとき、大陸諸国家が鳴動する。
<踊る夜>が暗躍し、ワーリャスフの計画が姿を現す。<宙界の瞳>を廻る争いは、ついに戦端を開く。
TBS、BS-TBSにて4月よりTVアニメ放送開始! 放送直前に「され竜」最新書き下ろし長編が到着! <宙界の瞳>を廻る争いの激化により世界に拡がる不穏な空気。巨大な戦いを前に、ラルゴンキン事務所に共闘を持ちかけるガユス。モルディーン枢機卿長と翼将たちも動く!
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みんなからのレビュー
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芙蓉
6面白かった。ルゲニアの敗戦からエリダナへと帰還したガユスとギギナ。七門となった事務所の運営にラルゴンキン事務所との連携締結。事務所の新年会のシーンが日常という感じでほっこりする。アルリアンの伝統料理に恐怖の声。そしてラぺトデス七都市同盟の白騎士ファストとモルディーンの会談。聖地アルソークに黒竜派たちが襲撃する。ヨーカーンの焦った台詞が読めるとは思わなかった。翼将筆頭オキツグの覚悟。踊る夜と古き巨人、大禍つ式と竜の同盟。ウコウト大陸に長い夜が冬の時代が到来する。 続きを読む…
ネタバレあり -
ニック肉食
5話そのものは非常に面白く、オキツグが消え、ヨーカーンもどうなるやら、という状況で、さらに踊る夜が攻勢に出るという巻で面白かった。ただファストの戦闘辺りから、私の想像力がついていかず、読むのに時間もかかりました。それだけが難点ですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
くろ
4再読。 世界最強が集まって性格悪いのも集まって少しはいい感じになるのかと希望を持たせたところでそれを突き落とす最悪の最悪の最悪の絶望。 死んじゃいけないようなのがあまりにもあっさりと退場していく。 朝日が昇る日はやってくるのか。 夜はいつまで踊り続けるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
だ~しな
3面白すぎてGW前に一気読みしてしまった。この作品はだいたい展開に2重、いや三重以上の盤面どんでん返しを潜ませてくるが、今回は作者が作ったパワーバランスをひっくり返してぐちゃぐちゃに混ぜる凄まじい事になっている。シリーズ読者ならどうなるか気になる、凄まじい溜めを見せてくれたのがこの21巻。 ガユスとギギナの人間的成長と境涯の変化も、一気に読み終わると感動するものがあるが、作者的にこのままでいかせてくれるのだろうか。事務所メンバーたちもキャラがたってきたが、果たしてどうなるのか。次巻への期待と不安が絶えない。 続きを読む…
ネタバレあり -
海星梨
3人間内部のインフレだったのが、更に人類としての規模で危機に立つインフレが発生とは。事務所の明日はどっちだ!?どころか人間の明日はどっちだという感じですかこれ。世界の敵の目的とかも未だになぞです、よね?(把握できない。ミルメオンが自称の通り主人公してたパチパチ。あとホートン占い後半、対象がガユスじゃねぇじゃん。。。。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/03/20
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定価835円(本体759円+税)
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ISBN9784094517248