あらすじ紹介
戸木柊吾と芥川柳。荒々しいヤンキーと陰鬱なヒッキー。そんな二人に持ちかけられた、最悪の取引。――桐生一を殺せ。 「お断りだ、ボケ」 一人は『NO』を突きつけ。 「……いいですよ」 一人は『YES』と引き受けた。しかしその選択は、彼らを破滅へと導くこととなる。一方、ふらりと出かけた桐生一を追った、一十三が見たものとは―― 今語られる、最も新しい異聞録!! 日常の裏側で密かに加速する、桐生一と最悪な仲間達の脱本格異能バトル、いよいよクライマックスへ! 桐生のルーツ、そして戦争の真実へと迫るシリーズ第9弾、降臨!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
みんなからのレビュー
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流言
43始まりの女性、桐生零。桐生一と斎藤一十三というネーミングを思えば、桐生一の生みの親であり『零』の名を冠する桐生零がキーパーソンになるのは必然であったのだと言える。『黒き十二枚の翼』はいつも通りでこれといって心動かされることはなかったが、『強い能力がちゃんと強い』『人間だから感情で動くしケアレスミスもする』という価値観が気持よく描かれている。そして、これでもかというほど情報の詰め込まれたエピローグ。ゼイオンと運命子にはインパクトはあったけれどわからないことが多過ぎて、こちらよりも安藤サイドが気にかかる……。 続きを読む…
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チェシャ猫
31桐生一サイドのお話。一に振り回される仲間たちと一に狂わされた男のストーリ?バトルの相性を上手く使っていい感じ。ファンファンの能力ってあんまり使える能力に思ってなかったけど、めっちゃ強いみたい。仲間内では一が最大の侮辱になるらしい(一十三を除く)。 一と静夢は異父兄弟かと思ってたんですが、外れてました。静夢のお母さんが実はファンファンの本体だと面白いかも。謎がますます増えてますが、本編とどう絡むか楽しみです。4次対戦で優勝した一が望みの枠を増やすために5次対戦を精霊に持ちかけたのかなと勝手に妄想中。 続きを読む…
ネタバレあり -
かめ吉
29今回は5巻と同じく桐生たちの非日常回です。ヒッキーとヤンキーが後半結託するのが良かったです。ヒッキーとヤンキーを見てると本当に桐生が嫌いなんだなと思った。でも結束を強めるいい反面教師だとも思った。前回の桐生の回よりもバトルが面白かったです。そして最後の急展開に驚かされました。次回は工藤さんも出てくるので楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
29ヒッキーとヤンキーの共闘で仲間も呼んで敵を倒して、終わりだと思ったら、最後にぶっ込んできたな。バトルが霞むぐらい重要な話がきたからバトルなんてあったけ?っておもった。とりあえず、運命子ちゃん生きて! 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
29望公太先生(@nozomikota)の #ラノベ 桐生サイドの話ですが、ガチで熱い現代異能バトルでよかった。やっぱりバトルはガチで燃える展開じゃないとね。なんだか伏線もいろいろでてきたし、どうなるんだろう。しかし、それにつけても、十一三ちゃんはかわいいなあ。狂言回しになっちゃっているけど。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/11/30
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797381597