あらすじ紹介
現代動物調教研究同好会――通称『どうちょけん』。それは私、良田胡蝶が新たに創部した、人と家畜の心を通わせるための部活である。古来より人類は動物を伴侶とすることによって栄えてきた。畜産なくして人類の繁栄はなく、だからこそ……ん~? どうちたんでちゅか若旦那? おなかペコりんでちゅかー? ママが食べさちてあげまちゅね~(ハート) ……そんな私の前に立ちはだかる黒い影! 飛騨高山のライバル校、過激な動物愛護団体、そして……謎のサングラスの男!! 貴様は――!? 人は虚無の畜産にぬくもりを見つけられるか!? おっぱい大増量で贈る農業高校ラブコメ、緊迫の第5弾! ――君は、牛の涙を見る。 Book☆Walker版は見開きイラストがスクロールする特別仕様!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
みんなからのレビュー
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とら
70色々農業関係の場所に取材に行ったり、支援を受けたりしているらしいこの作品…勿論宣伝とかする為にはこの作品を読んでもらうと言う事はしなくてはならない事であり、正直、正直に言うと、あまり好ましくない作品である事は間違い無い。農業関係の人が若者不足なのは承知の事実だから、尚更である。でもそれはそういう要素に限った事であり、大体巻末の方にある今現在の農業(だけには限らない)に関する問題提示の話は、是非多くの人に読んで欲しい部分なのだ。そこだけを纏めて持っていけばいいと思うけどね…この巻はその点が色濃くて良かった。 続きを読む…
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ほーりえ
61結構真面目というか、考えさせられる内容でした。ギャグのぶっ飛び具合は相変わらずでしたが、それだけじゃない、プラスα的な何かがあるのがこのシリーズのいい所ですね。 何気に専門知識も詳しくて、ためになります。 続きを読む…
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流言
57もっともらしい正論で話をまとめるのは簡単だ。今回のエピソードも動物愛護団体をヒールにして『どんな生き物も、生命を頂いて生きているのだ』というような美辞麗句で話をまとめることだってできただろう。だが、そこに敢えて踏み込まず、安易なアンサーを示さなかったことからのうりんの農業に読者に真剣な姿勢が見て取れる。野菜作農家としては、人糞堆肥の話が面白かった。現代で人糞を肥料にしない理由に寄生虫があることまでは知っていたけれど、人糞を肥料として使っていたため和食では生野菜を用いないという文化に繋がる話は興味深かった。 続きを読む…
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リプトン
55畜産を中心にペットや動物の生命倫理についての内容で今まで一番真面目で重い話でした。前半は相変わらずのギャグ、パロ、下ネタで笑いながら楽しく、後半は獣医の先生とのペットの話から牛の出産や動物慰霊式の話までシリアスな内容でしたがかなり物語に引きこまれました。生命倫理はこれといった正解が出せる問題ではないけれども、自分も犬を飼ってることもありいつも以上にいろいろ思う部分もあり考えさせられましたね。今回はシリアスのインパクトが強いですが、しっかりギャグもやるところはやっていてこのバランスの上手さはさすがですね。 続きを読む…
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shin
53優秀な牛を決める共進会や環境保護団体とのやり取り等を通じ畜産の抱える難しさに触れる5巻。うんわかってた的な留学生バジーナや、絶好調であったりガンダムに寄り添ったパロで楽しげながらも重めな印象。ペット話や牛を食べるためだけでなく確かに生きる存在として捉えることを通じ、普段意識しにくい所に答えの見えない課題があることを意識させられた。当たり前に思ってたことは当たり前と思ってていいのか、話せない動物の分も人は向き合い方を考え続けなければならないと感じられたお話でした。牛尾さんの全てをかっさらう登場にはふいた。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2012/12/31
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784797372526