あらすじ紹介
〈受賞情報〉GA文庫大賞奨励賞(第4回)
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空箱零士
9★★★ キャラの薄っぺらい狂人アピールは酷く鼻につくが、それを抜きにすれば結構まともなセカイ系の作品。ロボへのフェティッシュのなさも含めて、世界観の現実感のなさも全体的にキャラが幼い点も主人公の精神世界とマッチしており、結果的にセカイ系の作品世界の構築に成功している。幼いという指摘自体はその通りだが、むしろこれはその幼さを書いた作品だろう。ただしそれ以上の価値を見出すことは難しく、それだけで終わってしまった感も否めない。セカイ系としてはむしろ優等生なくらいだが、偉大な先行作品と伍しうる要素は見当たらない。 続きを読む…
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ドル箱
5奨励賞感想。ん~随分と「イカれた」作品であり、少しオナニチックに書かれ、文章力の構成が「ぶつ切り」状態。恐らく、登場人物への想いを「著者がトランスして書き上げたかった」のではなかったのか。この「共鳴と想い」がこの作品テーマを示していると私は読みましたが、如何せん、まだまだ「幼い」今後、もっと、自作にのめり込まず、第三者の視点描写やプロット、構成、起承転結を「冷めた理念」で書ければ、少しは読めるラノベ作家に成るのでは?と視ました。2巻家にあれば(あったかな?)読み、無ければ切りましょう。その位のレベル。 続きを読む…
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エノキ
3主人公が男ではなく女だったという意外性はあるものの、全体的にとっちらかっていて、キャラの魅力もなく、話に引き込まれるようなこともない。戦争物でありながら、登場人物は少なく、戦場における緊張感も感じられない。狂ったキャラも上手く描けておらず、ただ痛々しいだけになっている。あとがきを読む限り、作者としては渾身の作品なのかもしれないが、それで出来た物がこれではこれから先にまったく期待できないね。 続きを読む…
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ぺてがり
3主人公がメインヒロインと付き合うため、彼女がいる部隊に入隊し、そのヒロインに引きずられ堕ちていくお話でした。主人公とメインヒロインが友軍をあっさり殺すなどなかなかどうしようもない人物で、そのような行動に共感を覚えることが出来ず、個人的にはいまいちでした。なお、ストーリーはだいぶ重たく救われそうに無い感じなので人を選ぶ作風だなと思いました。 続きを読む…
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まふゆ
2単純にタイトルを見たときはゆるい話かと思ったけど、読んでみると結構シビアなお話。自分が好きなやつ。人を殺すことの恐怖を人それぞれの方法ではねのける、そういうところが弱い人間をすごく上手く表現されてたと思う。続きが気になる。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2012/08/31
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784797369250