あらすじ紹介
「主も随分と慣れたものじゃのう、人を殺すことに……ケケケ」 美しき人喰い・黒衣との契約に従い、ついに四人目の生贄を捧げた十夜。徐々にこれが“日常”だと受け入れつつある自分に絶望する日々。そんな全てを諦めてしまったかのような少年に、それは何気なく、ごく当たり前のように飛び込んでくる―― 「十夜君おはよう」「立夏? なんで…………?」 そこには十夜との記憶を失ったはずの最愛の幼馴染・立夏の姿が!? 果たしてこれは、十夜が待ち望んだ夢なのか、それとも一体……? これは、人喰いの妖とその主である少年の“無情な日常”の物語。「フム、じゃから人間は面白い」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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みんなからのレビュー
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半熟タマゴ
9十夜は立夏の為だと容赦ないですね。それが新キャラで、あの人の妹だったとしても。でも最後には再登場してたし、とりあえずは助かっているのかな。葵の今の状態からすると全く安心できないけれど。どんな結末を迎えるのだろう。 続きを読む…
ネタバレあり -
タク
7十夜が事あるごとに「最低だ」と口にするのは覚悟足りねぇなと思わなくも。実は黒衣の問いかけが一番のアリバイ作りになってるし。イジワルな言い方ですけど 続きを読む…
ネタバレあり -
KEI
7購入。4巻購入前に読了。内容のわりには不思議と緊張感が感じられないんだよな。と思っていたからこそ、最後の決着のシーンが際立った。うん、素晴らしい。何よりも立夏の幸福を優先する十夜の、誰にも理解することは出来ない幸福の定義。もう戻れないほど歪み壊れていたのか。彼が望みさえすれば何でも手に入るのに、そうしない。ピカレスクになれないピカレスク小説。某死神じゃなくても、人間って面白っ!!てなるわな。 続きを読む…
ネタバレあり -
光心
5新キャラ、葵登場! 彼女は彼女で一癖あるキャラで……。 失くしたはずの立夏との繋がり。そして、怪しげな転校生。ここまで来れば誰が黒幕なのか分かることだが、だけれど彼女の目的は分からない。 かねてから予定していた旅行に向かう5人。そこで十夜は失ったものを再び手にすることで悩む。そして、葵が一つの提案をする。「黒衣との契約を譲ってくれ」と。 相変わらず、黒い空気がまとわりつく作品ですね。それこそがこの作品の強みであり、他の作品とは違うところだと思います。 次巻で最終巻。気になる最後からどう話が展開するのか!? 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
5人喰いの黒衣との日常にも慣れてしまった十夜。真白とも仲良くなると真白のクラスに転校生が来て、その少女はなんと朱音の妹・因幡葵だった。そんなある日、十夜の最愛の幼馴染の立夏の記憶が戻るという現象が起こる。犯人は葵と目されるが動機がわからず対応がわからなくなる。そんな時、田中に喰わせる選択肢を与えられ…。どんだけ立夏好きなんだよwもはやストーカー入ってるよねwでも徹底さがないというか中途半端というか…立夏のためと言いながら自分をダークヒーロー化して自分の中だけで美化してるだけじゃねぇのw?本当に害するものを→ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/05
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784797369922