あらすじ紹介
ある日、胡桃沢美貴は生徒会室で四つの首吊り死体を作っている犯人に出会う。「ワタシね、十二人殺そうと思っているの」 一方、三川ミミは双子たちの事件で自殺した刑事の娘に出会う。「あなた――復讐とかしてみたくない? あなたの仇がこの学校にいるのは……知っているわよね?」「じゃあ殺しましょう。菱川迷悟と新山一縷と新山朽縷を殺しましょう」 行方不明になる胡桃沢、再び起きる連続殺人事件、迷悟と双子の前に現れる奇妙な人間たち……。否応なく巻き込まれる三人の運命は……!? 森田陽一×saitomが贈る、学園ノワール第2弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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Yobata
14胡桃沢美貴はある日、生徒会室に行くと四人の死体,そしてその殺人者と遭遇し、殺人者の気まぐれで拉致監禁される事に。一方、三川は迷悟と双子の両親の事件を調べて自殺した刑事の娘に近づく。その娘・久保園秤は迷悟,一縷,朽縷への復讐を始める。胡桃沢の失踪,再び起こる学校での連続殺人と迷悟と双子に悪の手が迫り来る…。迷悟の姉、菱川一途が登場し三川さえ翻弄する今回。もう何が悪で何が良いやらwエゴイズムの闘争になり始めたなぁwそうなると西尾維新のような文章構成力やキャラ設定が直に問われるから成功すると当たるけど、→ 続きを読む…
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さばかん
8結局”彼女”は何がしたかったのか、主人公は勝手に納得してたけど、う~ん……伝わらない……。三川先生が納得いってないってのも、どこからどこまでがそうなのかそうでないのか彼女はどこまで分かっていたのか。色々と腑に落ちない点が多すぎる気がする。これから解かれていく謎たちということでいいのだろうか。 全体を通して特に心揺さぶれることが無かったのが残念だったかな。 続きを読む…
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屡菜
6なんか腑に落ちない終わり方だった。今回は双子達の活躍は控えめだった。胡桃沢成分がたっぷりあってごちそうさまでした。殺人者に意見を言えるなんて前の彼女ならありえなかったことだと思う。一縷の思いも伝わったしこれからもっといい関係になりそう。そしてまた胡桃沢がトラブルに巻き込まれることも期待。吉崎は今後関わってきそう。こいつの考えがわからないがあぶない奴だと思う。ミスリードやオチがもっとしっかりしてればもっと面白かったかな。次も期待。 続きを読む…
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不知火ぬい
6途中までの複雑な内容全部ぶっとばして最後のお姉ちゃん登場しか頭に残らないという姉フェチへの神仕様。最後に明かされた事によって今までの成り代わりの行動が全て愛しく思わされるなんてやってくれました。これからの姉展開に期待。 続きを読む…
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無銘
5相変わらずの学園殺戮ストーリー。物語の最後の種明かしは多かれ少なかれ「あぁなるほど」と思うものだが、今回ラストの迷悟と犯人の対話は全くもって理解しがたい内容。彼女の中では理屈が通った行動なのだろうが、狂人の行動は理解できない、ということだけが実によく理解できる。迷悟と双子は前巻よりも大分おとなしいので一見普通の人間に見えるが、行動の端々に異常さが垣間見えるため全体的な印象は変わらない。しかしこのまま彼らの日常が続くと探偵漫画ばりに殺人事件の頻発する高校になりそうだ(笑) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/03/31
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797368932