あらすじ紹介
「あの……どなた様でしょうか?」「正義の味方様だ」 鮮やかな朱髪の女性はそう言うと、 ドン 迷わず十夜と黒衣に狙いを定めて対戦車ライフルをぶっぱなした! 女性の名は因幡朱音。田中と同じ退魔省の職員だというのだが……駆けつけた田中のおかげで事無きを得た十夜だったが、代償として連続殺人を行なっている妖刀の持ち主を探すことに。だがその容疑者は、「黒峰真白、一年生です」 十夜と同じ学校の後輩だった! これは人喰いの妖と暮らしている少年の“非日常な日常”の物語。「一体どうしてこうなった……」「今回もよろしく頼むぞ我が主」 ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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みんなからのレビュー
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半熟タマゴ
14立夏の出番がほとんどない・・・。このままの設定だと係わりそうにないかと思ったけど、あとがき読んで安心した。今回から登場の朱音さんのキャラが強くて、同じ新キャラの真白の印象が薄いような・・・。これからの活躍に期待ってことで。一歩間違えたらヤンデレ化しそう。 続きを読む…
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タク
13学生モノ究極の二択。ガッコで部活作るか外で探偵(チーム)やるか、で、後者/十夜みたいな髪型は大抵が上条さんに見える法則/どんよりした雰囲気自体はわりと好みなのだけど、倫理へのもたれ掛かり方には? 続きを読む…
ネタバレあり -
光心
6読みやすかったです。今回もダーク恋愛ファンタジーでした。バトルもありましたが、それよりもやっぱり十夜の善悪論が主ですね。 朱音という正義の味方というキャラがいいスパイスになっていたように感じます。最悪ゆえに、最悪を自覚するには正義がいなければならない。そんな最悪だからこそできることがある。 だが、最悪であることはどうしたところで避けえないことだ。それを自覚しながら生きるのは辛いことだが、一人ではないのだ。誰かの幸せを願い、誰かがそばにいてくれるだけで人は強くあれるのだろう。 続きを読む…
ネタバレあり -
彩雲
61巻では主人公の選択と決断にラノベらしからぬファンタジーを感じたものの、この巻ではよくみる展開に。公的組織に存在を知られてしまうと逃亡するか味方するかしかないのかもしれませんね。『正義の味方』の扱いは面白い。『正義の味方』である事を一種の呪縛と捉えていますね。その呪縛からようやく解放されそうだった相手を利用する為に主人公が選んだ手段。正義の味方の一方的な言い分にちょっとストレスもあったので溜飲が下がりました。(w 続きを読む…
ネタバレあり -
ころん
6人喰いの妖と契約している十夜と人喰いの妖である黒衣の日常ー幼馴染+正義の味方+いじめられっ子。1巻よりも読みやすいし面白いし、1巻で切らなくてよかったというのが率直な感想。十夜と黒衣の日常と、日常からはみだしてしまった妖のバランスが良いと思う。十夜が他人に正義の味方を強要して、それを見ているだけという黒衣の関係も好き。退魔省の職員さんも近づいてきて、まだまだ話は続きそう。黒衣の猫かぶりとか話し方とか良いなぁ。黒衣さんかわいい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/01/31
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784797368666