あらすじ紹介
巷を騒がせている連続殺人に巻き込まれ殺されかけた藤間大和は、転校生の東雲静馬に魔術で命を救われて、彼女の家で意識を取り戻す。「って、なんでお前、裸!? せめて隠すとかしろよっ!?」「どうしてこの私が、貴方に気を使わなければならないのよ。貴方こそ気を使って自分の眼を潰しなさい」「おかしくないソレっ!?」 化け物によって起こされている連続殺人を止めるべく、この町に来たという静馬に大和は協力を申し出るが、返ってきたのは冷たい拒絶。それでも大和は静馬を追いかけて超常の夜へ赴くのだが――。第2回GA文庫大賞優秀賞作品登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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みんなからのレビュー
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KEI
12購入。うわー、アカン!見事にハマった!!どこからどう見ても中二で、二番三番煎じも十分承知。しかし、この作品と、何より純さんのイラストとの親和性が高かったからか脳内でキャラが動くこと動くこと。正直、バイアスがかなりかかっているのは認めるが、とても楽しめた。伏線もしっかり張られてるし、この巻でのキャラ同士の関わり(ヒロインとクラスメイト+主人公の妹)の糊代も十分残っている。これは次巻も間違いなく買う。 続きを読む…
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かめ吉
9現在アニメ化もしている「落第騎士の英雄譚」を書いた海空りくさんのデビュー作。全体的に話がよくまとまっていて、かなり満足な一冊でした。キャラ同士の掛け合いとギャグがいい具合にマッチしていて笑えたし、特にドラクエネタはツボでした!機会があれば次巻も読んでみたいです。 続きを読む…
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空箱零士
8★★★★ 普通に大型新人と呼んで差し支えのない実力はあると思うけど、ところどころ若書が先行して鼻につく部分は出る。これだけ書けるなら先行作品との既視感とかはどうでもいいけど、変なテンション入って作風以上にハイな言い回しが過ぎてる部分は悪目立ちする。でも文句をつけたいのはそれくらいで、雰囲気の出し方や掛け合いの妙はこの時点で並の新人をぶっちぎってます。静馬の罵倒芸や妹のヤンデレ芸も大変素晴らしく「こういう私が好きなんでしょう?」には素直にやられました。禁書目録とかのノリが嫌いでなければ買って損はしないはず。 続きを読む…
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たく@ぼっち党員
6中の下。異能バトルだったかな?それなりに楽しんで読んだ記憶がある。 続きを読む…
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TEtra
3異能バトルものの作品。主人公がわりと特徴的。正義感(?)が強く、そのために行動する覚悟と気概を持っている。主人公が気に入るなら楽しめると思います。普段であれば、正義感に強いという理由付けだけでヒーローみたいな行動を取る主人公とか理解できないのですが、主人公の性格付けの原因も描写されているので、許容できますし好感を得ます。 ヒロインに関しても同様に性格付けの原因が描写されているのもよかったです。難点あげるとすると世界観の設定が曖昧なところがあげられますが、そこを直すと内容過多になるのでこれでよかったと思い 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2010/10
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784797362275