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空箱零士
8★★★☆ 鈍感主人公とは作者が最も気楽に入ってしまう鬼門である。こちとら主人公とヒロインのイチャラブが見たいのであり、自明のラブサインを前に「どうせ気のせいだしー」とウジっている姿をみたいのではない。好手はその鈍感さをニヤニヤに変換するために手を尽くすが、今作にはその跡が絶望的に存在しない。つまり、ヒロインの好意をガン無視で気のせいの一点張り、的鈍感主人公の悪い部分がストレートに出てしまうのだ。学園の制度や物語展開への気配りは伺えるだけに惜しさは残る。最も、美妃とその距離のつめ方の書き方は感心出来ないが。 続きを読む…
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いけせ@特異性信者
4もうベタもベタ。ベタすぎて海入ったあとみたいにベタベタだったんだけど、何故だろう。俺がラノベではこういうベタベタハーレム系をほとんど読まないせいか凄く心地よい。まず幼馴染み優先なのもいいね。そしてヒロインにはならないだろう友人妹キャラ。これも妹萌えな俺としてはとても素晴らしかった。そしてメインヒロインっぽいけど何故か一番描写少なかった美妃。これもハルヒとまでいかずちょっとタカピー(死語?)ないい感じのキャラで絶妙だった。髪おろした姿も可愛かったしね。この絶妙なヒロインたちの調整具合は賞讃に値すると思う。 続きを読む…
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k-p
3作者後書に「私は昔から妄想好きで、暇があればとりあえず色々と考えていた。この本はそんな妄想から生まれた」とあるが、少々強引な俺の「妄想」を働かせれば、作者は何らかの作品・作家に憧れて物書きになった訳ではないという裏返しにも見て取れる。とどのつまり俺が何を言いたいかというと、この作家はあまり長くは続かないのだろうなあと、変に勘繰ってしまいたくなるのだ(このシリーズが、ではなく、物書きとして)。続きはコメントで→ 続きを読む…
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1_k
2典型的なよくあるお色気系ラノベ。がんばって「ありきたりな作品だけれど、ここだけはすごい!」を探してみたが、見事に失敗。ラブコメなのに「笑える」部分があまりなく、淡々とエロ文章を眺めて終わる。オチも意外性はゼロ。唯一独自色を出そうとした設定も刺激的な状況を作りやすくする程度の役にしか立っていない。何か一つくらいひねってほしかった。エロ押しでも腹筋に過大な負荷のかかる「のうりん」のような優れた作品例もあるので、ラノベってこんなもんだよね、では片付けられない。新人さんなので、今後化けてくれることを祈ります。 続きを読む…
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たつぼん
2平太より龍馬の方がよほど主人公らしいよなあ(笑)更にベタになってしまうが舞台装置でしかない学園の設定と平太の三角関係削ってこの兄妹の話を中心にしてもいいような。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2010/02
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784797358629