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空箱零士
9★★★★ 饒舌は時折滑っており、パロディや言葉選びに疑問が全くないわけではない。しかしそれ以上に「純愛」に対しコミカルに、しかし全うに向き合った作品作りには素直に賞賛を送りたい。単純にリビエラの罵倒芸も見事だが、「虚言と姦淫」を司るが故の葛藤と矛盾の在り方をしっかり洞察し、「お嬢様」との王道な初恋模様を、あくまでコメディとバランスを取った上で描けている。そしてそれとコントラストを描くような九条の失恋の在り方も印象的。『愛と煩悩は地球を救う』とはあとがきでの作者談だが、その言葉に全く恥じない良作ラブコメだ。 続きを読む…
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梓川十三
2序盤つまらねーと思ったけれど、読み切ってしまえばなんだかんだで笑えるところはあって結構面白かった。もう自分が魔界とか厨二な命名とかを素直に受け入れられないひねくれた世代になって来てしまったんだなとも自覚したり。全体通して何がアレだったかって、やっぱりメインヒロインたるカナデがいまいち魅力的に感じられないのと、これといって悪役のいないストーリーがどうにも面白みに欠けたところだと思う。メインの笑いどころはカルマとリビエラのかけあい。あと、あれだけ命張った戦闘かましてオチがハーレムエンドは解せぬ。 続きを読む…
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benizake
2キャラがみんな立ってるので掛け合い見てるだけでも楽しい。素材の活かし方が上手な好例 続きを読む…
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エノキ
1強くて無茶を通せる悪魔の主人公が、真っ当な恋に四苦八苦する様は見ていて面白い。またいざというときにも非常に頼りになる主人公なので、気持ちよく読めたのは大きい。リビエラとの掛け合いもテンポが良いし、九条が当て馬にしては、あまりにもいい人過ぎたけど、これはこれで不快な気持ちにならずに済んだので良かった。最後のバトルがちょっといまいちな形で終わったのが不満だけど、全体的に面白かったのでまあいいかな。 続きを読む…
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しのぶ
1さくっと読めて、ラノベとして普通に面白かった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/05/31
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797354973