あらすじ紹介
現状を抜け出せないでいる自分とは違い、きらびやかなステージに立った幼馴染みの少女リジアに、アマディアは嫉妬と羨望を覚えていた。しかし、ひょんなことから再会した本人は、意外にも現状に満足しておらず「自分の音楽」を目指したいのだという。そんな彼女を事務所に招待するサリエル。だが、彼女をプロデュースしているのは、なんとサリエルのかつての相棒、「イドラの魔術師」と称されるハセ・シャルマだったのだ! 表題作『ダン・サリエルとイドラの魔術師』の他、忙しくも愉快なサリエルやモモ、コジ、そしてアマディアたちの日常を描いた作品等、全4作を収録! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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みんなからのレビュー
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じお
4★★★★★ 再読。モモのミスから仕事に追われ不機嫌なサリエルだったが、その裏には人には言えない悩みがあって?凡人と天才を描く音楽小説第2巻。この文章のテンポ、やっぱあざのん節は良いなー馴染む。会話とギャグのセンスが最高に好みでどんどん読んでしまう。ストーリーの中身も、才能とプロの狭間、持たざる者と持つ者の隔絶を音楽という舞台で描いた展開、音楽は偶像と言い張るシャルマと本物はあると理想を持つサリエル、考え方やスタンスの違いをしっかりと書いた読み応えのあるシナリオで音楽小説として文句なしに面白い 続きを読む…
ネタバレあり -
まろりん
3アマディアの才能に嫉妬したサリエルと、そのとばっちりを受けたしょんもりモモちゃんがめちゃくちゃ可愛い(*´ω`*)過去の話はシリーズが3巻で終わってしまったところを見ると詳細は語られそうにもありませんが、サリエルとモモの関係って本質はこんな感じなんだろうな。中盤のギャグ話は、わたしは大好きwコジはネコ化ギャグ担当ですねw後半はシャルマ・アマディア・リジアも含めての音楽とは何か、才能とは…という深い話に。才能って本当に残酷な言葉。あと、あざのんはダブル・ヒロインとか無理しなくていいのよ、ほんと。 続きを読む…
ネタバレあり -
七奈
2一番最初の話のモモが可愛すぎた。 続きを読む…
ネタバレあり -
kon
2面白かった。ポリフォニカシリーズ中最も「神曲なくてもいい」話だが、音楽家をテーマにしたという点では一番だと思う。作者は自虐趣味でもあるのか? あの台詞やこの台詞、書いていて自分に刺さらないの? と心配になるくらい、厳しい。 続きを読む…
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檻の中の象
1笑いあり葛藤ありの第2巻。お笑い系もいいけど、この手の才能と現実の葛藤話は結構好き。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2009/04
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797354133