
あらすじ紹介
嶋谷鉄太郎が部長を務める刀鎌北高校化学実験部は、日頃まったく実験や研究を行わず、学校をいたずらに騒がせてばかりいる、大変いいかげんな部活である。だが簗瀬アルミ率いる生徒会からの「部室明け渡し」通告により、彼らの楽園は風前の灯となっていた。唯一の望みは、夏休み明けまでに部として実績を上げること。もちろんそんな実績、急にあげられるわけがない。困ったあげくに彼らが思いついたのは「なんとなくマイナーそうな競技『スポーツチャンバラ』で名を上げて実績にしよう!」という、いろんな意味で無謀な作戦。一癖も二癖もある部員達を率い、鉄太郎は大会目指して邁進することになるのだが……!? アクセル全開でブっ飛ばす、ハイテンション学園コメディ!!
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みんなからのレビュー
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KUWAGATA
8「のうりん」から遡り組です。開始20ページで、紛れもなくのうりんの作者だなと。アレな感じのキャラばかりなのに、やけにリアルな田舎の高校生の生態が実に面白く描かれていて、一気に読了しました。部活の存続をかけた、幼馴染生徒会との戦いと書けば、テンプレ王道ですが、前述通りキャラが主人公以外みんなアレなので、大変個性の強い物語だと思いました。絵は個人的には嫌いではありませんが、良くも悪くもラノベっぽくなくて、それで損をしているってところは正直あると思います。でもこの勢いのある物語には、この絵はぴったりなんですが。 続きを読む…
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星野流人
8これはおもしろい。しかしこのおもしろさを言葉にして伝えるのは、やや難しいかもしれない。だからこそ、「とにかく読め。読めばわかる」と言いたい。 全体にちりばめられた様々なパロディやテンション高すぎて悪ノリも過ぎる化学実験部の連中の暴走にとにかく笑わされる。最初は部の存続のために何かしらの部としての功績を残そうという話だったのに、中盤からスポーツチャンバラ(らしき別物)を始めてしまうなど、一筋縄にはいかないおもしろさがあった。ギャグには勢いや破壊力があり、後半にはスポ根の熱い展開、そしてシリアスや恋愛もアリ… 続きを読む…
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暗夜海
4この作者はいつでも攻めてるなぁ。攻めすぎていて明らかに売れ線ではない。いろいろな属性が生まれている現在ですら、がさつ系女子ってのは流行る兆しが全く見えてこないんだから。これならいっそ編集部の意向を完全無視した、女の子とラブコメが少ないラノベというのも見て見たかったが……まぁどう考えても売れないなw 女の子やラブコメに頼っていない面白さがあり、ネタを惜しまず投入するさま(特に序盤)は尊敬に値する。もちろん話の根幹であるラジカルな奴らの集い―青春―というものが、綺麗に描かれているのは単純に素晴らしいと思う。 続きを読む…
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c
4「のうりん」より好きだな。先に読んだ同じ作者の「蒼海ガールズ」は、量産型のラノベという感じで感心しなかったが、このデビュー作は古き良きヤングアダルトだ。そのはずである。本が刊行された2008年時、著者は既に30過ぎ。同時期デビューした20代の作家とはオタク的教養が違う。「ラノベはハーレムで、YAはチーム」というのは俺の名言だが、この違いは端的にインターネット以前/以後だ。ネット以前は単純に、同好の士が気軽に集う機会や場所が少なかった。だからこそこの作品のような、サークル的連帯感が願望の対象になり得た。 続きを読む…
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真理
4面白かった。青春で楽しそうだった。色々なところにあるネタは好きです。あんぱんマンとか好きだった。最後の方スポーツチャンバラの安全性はどこへ行ったのか良く分からなかったけど、スポーツチャンバラやりたくなった。ただ、ラストは「ええ~」って思った。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2008/04
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784797347500