豪兵伝 戦塵外史4
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

豪兵伝 戦塵外史4

男は樵であった。戦へとかり出され、籠城戦で戦った。ただただ、生きて帰りたい、それだけを願い、戦う漢の生き様とは。 戦場に、夜の街に、そこかしこでわき出る名もなき人々に焦点を当てた珠玉の短編集。
花田一三六 (著者) / 廣岡政樹 (イラストレーター)
シリーズ:「戦塵外史」シリーズ

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

巨漢の樵が戦場で振るう血塗れの鉞。そこに籠められていたのは妻と、そしてまだ見ぬ子への想いだった。 屈強な傭兵が、ある日剣を捨て鍬を持った。いったい何が彼にそんな決意をさせたのだろうか。 憑かれたように女人像を彫り続ける石工。彼の奇行の深奥には、幼い日の忘れえぬ記憶があった。 そして名もなき荷駄隊の人夫が目撃した戦場の本当の姿とは……。 王侯貴族から傭兵、そして市井の人々にまで隈なく光をあて、その生き様を繊細に、しかし大胆に、あますところなく描ききった珠玉の短編集。大陸シリーズ未収録短編八本が、遂にこの一冊に集結! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

みんなのデータ

  • 0
    評価する
  • 0
    読みたい

みんなからのレビュー

  • kogiku

    ほかのシリーズと時々突き合わせながら読んだ。楽しい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • いい意味で人間臭い作品だった。生活がとか、心などが滲み出ていた。短編には力がなくてアイデアがある、なんて勝手に思っていたがそういうわけでもないようだ。特に好きな作品は『最後の仕事』『導く女』かな、男の優しさと女の強さがそれぞれ表現されている作品だと思っている。キャラクターに魅力が出るのは、その登場人物に強さがありそれに根拠がある故にリアリティがあるからではないか。だからこそ読者は彼らに憧れ、魅力を感じる。そんなことを思わせてくれた作品だった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • REV

    短編集なので読みやすい。ラノベレーベルだけあって、イラストも悪くない。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • sa-ki

    歴史に埋もれてしまうような人々のドラマまで丁寧に語られている。でも、ダリウスが登場しないと寂しい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • あとにいく

    いろんな媒体に散って掲載されていた短編をまとめて復刊した短篇集。『八の弓、死鳥の矢』よりもさらに深く、渋く、地味に浸透していって、それがとても味わい深い。歴史の端に名前すら残さずに登場する人物を、ひとつひとつすくい上げて「こういうこともあった」「こういう男の話である」と無骨に語りあげるところが小気味いい。ダリウスやセヴェルスなどの派手な英雄から離れるように、小さなところに目を向けた反面、ささやかな英雄たちの生々しい強さが、戦塵外史のテーマのように感じられて、ここからの新作に期待するところです。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2007/11
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784797345353

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK