あらすじ紹介
「フォロン」コーティカルテが囁く様に声を掛けてくる。「うん」「一日でも一時間でも……一秒でも長く生きろ」「うん」「私を……哀れと想うなら」「……うん」「私の為にだ」 精霊病院を退院こそしたが、大人体型のまま刻々と衰えていくばかりのコーティカルテ。そんなコーティと、ただ一緒にいるだけの時間の中で、あらためてお互いの存在を意識し合うフォロン。出会ってから初めてとも言える、それはゆったりとした時間だった。その一方で、ツゲ事務所の面々は、『コア』奪回のための作戦を実行しようとしていた。だが、待ち受けているのは奏始曲の支援を受けた上級精霊二柱。陽動のため、あえて敵中で暴れ回るヤーディオだったが、やがてじりじりと押され始める。事務所の仲間を助けるため、駆けつけるコーティとフォロン。二人の思いが届くとき、失われた絆が蘇る! 最高潮シリーズ第四弾!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
konkon
2成熟した体のコーティが出ずっぱりで、良かったです。戦闘シーンも相変わらず楽しめました。 続きを読む…
ネタバレあり -
セディ
2コーティとフォロンの絆がとても強いことを実感する、人と精霊は別物。そのなかで2人がどのような幸せを見つけるのでしょう。まだ謎が残ってる感じがします。とりあえずコアを取り戻し、一件落着です。 続きを読む…
ネタバレあり -
一条梓(アンフィトリテ)
1だいぶ昔に読んだ。4巻目。 続きを読む…
ネタバレあり -
にょん++
1読了。精霊と人間の共存が骨子かな。コーティが不調になったり地獄変で精霊が操られたりと不安になるシーンが多かったです。最後には遺骸の力で元通り。呆気ない感じですw 遺骸に残された疑問やコーティとマナガの関係などまだまだ裏は有りそうです。 続きを読む…
ネタバレあり -
すたれびと
0前巻のコア強奪事件からもとの姿?に戻ることができなくなったコーティカルテ。天才とは言われつつも”下級精霊しか”呼び出すことのできないレンバルト。と今回は「葛藤」が物語の軸になりつつあると感じた。普段は我が侭で短気で尊大なコーティカルテが姿を戻せないことにより衰弱して散ってしまいそうなところをどう乗り越えていくのかと感じたが、やはり王道展開で切り抜けて一件落着となった。結局はほかのシリーズも読まなければいけない気がしてきたが広げ始めると半端ないからどうしようか… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2006/10
-
定価649円(本体590円+税)
-
ISBN9784797337808