おっさん吸血鬼と聖女。
昔は伝説の吸血鬼と呼ばれたが、現在は古びた城にひきこもるさえないおっさん。平和で怠惰な日々はある日破られた──『吸血鬼』がお伽噺になった時代、高齢吸血鬼と『更生』させようとする聖女の物語。
稲荷竜
(著者)
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晩杯あきら
(イラスト)
シリーズ:おっさん吸血鬼と聖女。(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
昔は伝説の吸血鬼と呼ばれたが、現在は古びた城にひきこもるさえないおっさん。平和で怠惰な日々はある日破られた──『吸血鬼』がお伽噺になった時代、高齢吸血鬼と『更生』させようとする聖女の物語。
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みんなからのレビュー
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アウル
15幽霊屋敷と笑われる古城で引きこもり生活をしている冴えない吸血鬼のおっさんと吸血鬼と信じず引きこもっているおっさんを社会復帰させようとする聖女とのコメディもの。初っ端の挿絵で吹いてしまったわwおっさんと聖女以外の登場人物も結構キャラが濃くて面白かった。ただ個人的には同じような話が続いてしまい後半からはちょいと飽きが来てしまった。やはり外に出ないで古城の中だけで話が完結してしまうから幅が少なくなってしまうから仕方が無いといえば仕方が無いんだけども。そこさえ変わればもっと面白く読めただろうな。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
12★★★☆☆Web版未読。昔は伝説と謳われていたが、今はひきこもりのおっさんとなった吸血鬼のスローライフを乱す天敵、彼を更生させようとする聖女との熾烈なる戦いを描いた物語。彼以外の吸血鬼が絶滅し、お伽噺となった現代、吸血鬼であるという彼の説明を妄言と断じ、厨ニ病を拗らせた中年ニートとして扱う聖女。社会復帰させようとあの手この手で攻める聖女をのらりくらりと交わす攻防。更に彼らの元に集う幻獣。なんと切なく哀愁の漂う物語なのだろう。特にドラゴンに幻想を抱いている読者は注意すべきだ。この物語はその幻想をぶち殺す!! 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
11平和な世の中で怠惰に引きこもる吸血鬼が、伝説を信じず更生させようとする聖女と出会い始まる物語。―――何だかんだで心地よい、だからこそ離せない。時代に取り残されたかつての伝説達の想い、そんな過去を信じず我が道を行く猪突猛進な聖女の思い。何だかんだでのらりくらりと流れる変わらぬ日々の中、若い元気なエネルギーに触れて吸血鬼が溜息をつく。そんな何気ない日常を綴った、のんびりとした呑気な空気のある作品であり、心穏やかにして読める作品である。癒し枠としてこれからも続いてもらいたい。 期待を込め、次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
くもり
7まったり日常系。きらら系みたいな四コマを読んでるみたいだった。オチすら無い時もあるんだけど、たまにツボる。一気に読むには少し飽きがくるので、ちょこちょこ楽しむのが良いかも。 続きを読む…
ネタバレあり -
bluets8
6舞台はファンタジーながら実体は、ニートに見えて実は資産家の冴えないおじさんと、無駄にやる気ある市役所の若手職員のやり取りの現代劇。その中で今の若者文化についていけないおっさんの叫びをコミカルに描いた作品。時折、妙にリアリティを感じる時があるのだけれど、もしかして実体験? あ、俺がおっさんだからかw 笑いは主に苦笑いながらまったり気楽に読める作品だった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/08/24
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784086312639