あらすじ紹介
世界へ侵攻する厄災≪魔女≫。それを討伐し世界を救う≪勇者≫。だがある時、世界を救う筈の勇者は、魔女に下り、人類の敵となった。これは誰も知らない物語。魔女と勇者と英雄の紡ぐ、この世界最後の英雄譚。
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みんなからのレビュー
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ホシナーたかはし
17タイトルに惹かれて購入。最後の最後の詰めがあっさり終わり過ぎ。せめて上下巻にしてほしかった。成長したルカが、エスベルトを盲目的に信じているのが、どうにも引っかかる。もう少し考え方や視野を広げても良かったのでは。アランとルカのその後が、もっとあっても良かったかもetc面白いけど、いろいろ残念なところがそこかしこに。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
16「魔女」と「勇者」が争う世界で師匠でもある裏切った勇者を追う少女の物語。・・・単巻完結なのだろうこれは。それを含めていうと中々にうまくまとまっている。魔女も勇者も被害者に過ぎず真の悪がいる、そしてそこに巻き込まれた愛し合う二人、そして男の影を追う少女・・・全体的に言えばやりきれない悲劇調、だがそれでも連鎖をここで断ち切れたということは世界的にはいいことなのだろう。それを為した少女は少年と共にどこかへ消えていく。・・・願わくばすべての犠牲者に安息を、二人の旅路に幸福を。 総じて言えば、中々に面白い物語。 続きを読む…
ネタバレあり -
T.Y.
14200年に一度魔物を呼び出す「魔女」が現れ「勇者」がそれを打倒する世界で、今世の勇者エスベルトが魔女ストレガに寝返った。エスベルトの弟子ルカは師匠を連れ戻すべく勇者を目指していた。エスベルト裏切りの真相とは…。「裏切りの勇者」という題材からして魔と勇者という善悪の対立構造の解体を含むのは明らかで、終盤はそこから期待される通りの内容と言うべきか。ただ中盤までは見せ場が弱いような。それと相手が「魔女」でルカが唯一女の勇者候補生という設定、性の問題に触れるかと期待したが、並の男女の情の話に留まり残念なような。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
14少女小説の作家が何故MF文庫で?と疑問を持ちながら読了。魔女と英雄が200年毎に再臨する世界で、裏切り者となった勇者の弟子が主役のお話ですか。単巻完結でしょうから、物語詰め込みまくって登場人物に感情移入する前に物語が進んでいってしまったような感じでした。特に主役のルカがどうも……。物語の大筋は、即効想像つくような作りになってるとはいえ、口絵に魔女が名前付きであるのはどうなんだろう?とも思ったり。とはいえ、個人的に暗い童話のような空気感は嫌いじゃないです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
13展開が予定調和な気がするけどこの作品の雰囲気は嫌いじゃない。下手にエスベルトと魔女が助かるよりかは全然良い。作者が女性向けの本を書いてると知って、キャラの関係性が確かにそういう感じだなと思いました。次回作は気が向いたら。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/07/31
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784040677217