みんなからのレビュー

• アウル

  2017/09/24

  14

  兵士の養成機関で歴代最高成績を収めた主人公ハイト。彼は戦争に復讐するために戦争国家に雇われる事を望んでいたがハイトを落札したのは非戦国家トラキアの国王シンクだった。お互い真逆の信念を掲げる2人の物語。シンクの戦わず護るという信念がまだまだ甘っちょろい感じがするが今巻の出来事で変わっていくかな？ハイトも変化が見られるし今後2人がどうなっていくのか楽しみ。 続きを読む…

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• やまと

  2017/10/09

  12

  兵士養成機関で歴代最高成績を修めた主席兵で軍事国家の殲滅を誓うハイトとそのハイトを落札した不戦国家の国王で闘争を憎み平和を望むシンク。相反する夢を掲げた二人が進む道は如何に。闘争が日常の世界でのシンクの夢は荒唐無稽であり異端である。ハイトの野望は罪の無い人々の命を犠牲にする事で成り立つものであり、その正しさに苦悩する。そんな中でシンクが見せた不戦・平和への覚悟と強大な敵に臆することなく立ち向かう勇気がハイトの心境も徐々に変わっていく。この先どうやって平和実現を目指していくのか楽しみにしたい。→ 続きを読む…

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• HANA

  2017/10/31

  9

  兵士をオークション形式で得て戦争を行なっていく世界で歴代最強と言われる少年と平和主義の国王との話。最初のイメージから途中大きく変わったようにも思えたけれど内容は結構面白かった。色々と設定に気になる箇所はあったけれど、次があるならその辺を上手く埋めてもらいたい。 続きを読む…

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• 真白優樹

  2017/09/24

  7

  自分からは戦争を挑まず、不戦を貫く。そんな甘い理想はこの戦争だらけの世界と兵器である少年に通用するのか。某完全平和主義にも似た幻想が如き尊き、だが甘すぎる理想。そんな理想と地獄を知る兵器の少年の想い、そして戦力を保持し戦いを続ける世界が対立し激突するこの物語。甘すぎる理想は世界に対して通用するのか。有史以来戦いを止められず止める気も無い国達を変えていけるのか。色々と考えさせられる理想を応援するか否定するかは読者様次第。さて、この甘すぎる理想を守り抜く事は出来るのか。 次巻も疾く須らく期待である。 続きを読む…

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• nawade

  2017/09/23

  7

  ★★★☆☆　集英社ライトノベル新人賞特別賞受賞作。軍事国家への復讐を誓い兵士養成機関で歴代最高成績を収めた首席兵であるハイトが落札されたのは非戦争国家だったというファンタジー。故郷を踏み荒らされた過去から軍事国家を潰す信念を持つ主人公と両親への誓いとして不戦を貫こうとするシンク。この２人の対立がこの本の主軸となっているようです。シンクの不戦への覚悟はまだまだ平和ボケのレベルですが、今回の痛みを伴った経験から成長するのでしょうか？タイトルは命の固形化だけでなく平和という幻想も含まれているのかもしれませんね。 続きを読む…

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