みんなからのレビュー

• よっち

  2017/06/20

  62

  日南と少しだけ関係性を変えながら一緒に人生攻略を続けている2学期。球技大会で出された新たな課題「やる気のない紺野エリカにやる気を出させること」から思わぬ事態に発展してゆく第四弾。試行錯誤しながら日南と関係を再構築しつつ最初の課題を乗り越えた友崎が直面した事件と、その結末がもたらした思わぬ波紋。これまで構築してきた繋がりをうまく活かしつつ、自身の変化が周囲にも影響を与えていく友崎の成長を改めて感じましたが、日南でも苦戦する歪んでしまった空気をどうやって解決するのか、ゲーマー友崎らしい解決方法に期待ですね。 続きを読む…

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• S.T.

  2017/08/01

  57

  相変わらずの素晴らしい出来。山場だった3巻の後だから反動があるかなと思ってたけどまったくなし。クラス内での立ち位置は劇的には変わらないものの、着実に変化は見られる状況。友崎は楽しいだろうな。人間、“成果”が感じられるとやる気出るからなあ。前半の大きなお題目はクラス対抗の球技大会。そこに中村のサボりが絡んできて、またも日南との違いが浮き彫りになったりしつつも、今巻一番の感心は球技大会の“成功のその後”の生々しい現実を取り上げたこと。さらにそこからのたまちゃんの決意。最高だろうこれ。ブレイク待ったなしでは。 続きを読む…

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• まりも

  2017/06/20

  54

  二学期編開幕！2学期はじめのイベント、球技大会を楽しむために友崎が頑張る話。癒しの妖精菊池さんが可愛すぎる。さてさて、今回の課題はクラス内を観察し「空気」を操ること。他人の力を借りたとはいえ超難敵の「空気」を操り、ボス紺野をコントロールしちゃうとか友崎のレベルアップ具合が半端ないなぁ。泉の頑張りも合わさって球技大会は最高のハッピーエンドだったのに、それだけじゃ終わらないのが現実の厳しいところやね。歪んでしまった教室の空気は友崎は変えることが出来るのか。日南の動きも気になるしこれは次巻が楽しみです。 続きを読む…

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• わゆ

  2021/12/09

  49

  球技大会という大きなイベントを挟み、前半と後半が分かれる構成。既刊でも感じていたが、魔法やファンタジーといった要素を全く挟まずに、現実に起こりうることのみで、ここまで濃厚な高校生の群像劇を描けるのか、と感嘆する。冒頭で主人公が指南された「分析」のスキル、そして3巻で出た結論をもとに、特に中盤～後半は彼自身が本当に悩み、考え、また悩み抜き、各登場人物に寄り添う姿が温かく力強い。そして彼の変化が、行動が、様々な登場人物を動かしていくことに静かに感動する。成長、恋、崩壊…学校を舞台にした吸いも甘いも味わえる。 続きを読む…

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• 芳樹

  2019/02/10

  49

  【再読】次のイベントは球技大会。友崎の新たな課題は"紺野エリカグループにやる気を出させること"。クラス内の観察を通じてその方策を探る友崎だが…。優鈴を中心とした人間関係を描く回でした。『空気』を動かして、他人の行動を変える。クラスという小さなコミュニティで毎日顔を合わせるからこそ、そういうスキルが重要になるのかな。あと「努力のコスパを上げること」という発想にはなるほどと思いました。それにしても、友崎が動き始めてから色んな人が変わっていってますね。そんな友崎の言動は ”たま"にどう影響するのか。次回に続く。 続きを読む…

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