キモイマン 2
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キモイマン 2

中沢健 (著) / 荻pote (イラスト)
シリーズ:キモイマン(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

あれから8年。最弱ヒーローイズバック!

オレの名前は高寺一郎。
あのキモイマン騒動から8年が経った今、オレは東京で特撮ライターをやっている。といっても、それだけでは食えないのでバイトが命綱になっている。
でもいつかオレは、誰もが認める超おもしろい特撮ものの脚本を書き、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」のような歴史に残るヒーローを生み出すつもりだ。

そんなある日、大学に入学するため聖が東京へとやってくる。
キモイマンを憧れの目で見ていた小学四年生の女の子も、今や女子大生。
オレの予想通りに彼女はとんでもない美少女に成長していた。特撮オタクなのはそのままに。
オレの隣をこんなにも可愛い子が歩いている。
今も変わらず、「一郎にいちゃん」と親しみを込めてオレを呼ぶ聖に、淡い期待を抱いてしまう。オレの彼女になってくれたりしないかな。などと妄想しつつ聖と夜の街を歩いていたオレは、その時、偶然「アイツ」と遭遇した。

そいつの名はべー・グロス。
夜な夜な街に現れては悪を倒し、いま世間を騒がせている謎のヒーローだった――。
あの等身大以下のヒーローが帰ってきた! 最弱ヒーローイズバック!



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みんなからのレビュー

  • 彼方

    キモイマン騒動から8年。上京して売れない特撮ライターとして暮らす一郎に会いに来たのは、大学入学を控えとんでもない美少女に成長した聖。そんな中、二人は世間を賑わすヒーロー・ベーグロスに遭遇する第2巻。億を稼ぐ社長となった畑山や特撮オタクな美少女としてすぐさまライターとして一郎を追い抜く聖、しょっぱなから輝かしい友達と比べた切ない見栄や嫉妬心…相変わらず負のエネルギーが鋭すぎる語り。もはや一郎のメンタル的に中盤では全員しんどい相手な、なんで読んでるんだろう…と思わされながらもやっぱり読まされてしまう力がある。 続きを読む…

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  • nawade

    ★★★☆☆ 等身大以下の最弱リアルヒーローストーリー再び!物語は聖が大学生になり上京してくる8年後から始まる。美しく成長した聖を前に若者らしい期待をしてしまうが特撮オタクでコミュ力も高い聖はどんどん先に行ってしまう。更に畑山や優花ら成功したかつての仲間達への羨望、嫉妬、苛立ちが高寺を揺さぶる。一巻もつらい展開だったが、この2巻でも1巻の直接的なつらさとは違うベクトルの違うジワジワとくる間接的なつらさが描かれている。畑山カッケー、普通なら主人公。そんな彼の光が強い程、高寺の陰が浮かび上がる、そんな話でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • おーちゃん

    読後感最悪の1巻からどうやって2巻を? と思いましたが、とても面白かった。 もしも、3巻が出るなら楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よちたか

    まさか、あのキモイマンに続編が出るとは…しかも、良くも悪くも今までで一番ラノベっぽく、エンターテイメントとしての完成度も高い。その分、童貞クズ男のリビドー拗らせまくった鬱屈とした雰囲気は、だいぶ薄まっている。あれがこの作者の持ち味だと思っていたので、少し残念な気もするが、今後もラノベレーベルで描くのならば、歓迎すべき変化かもしれない。俺ガイルというエポックメイキングに対して、プラスにシフトしたのが友崎くんで、マイナスにシフトしたのが青春絶対つぶすマンとキモイマンだろう。さすがガガガ文庫、やってくれるぜ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • いっしー

    社会人になってもつらさが軽減してない! ふしぎ!! 特撮大好きJSの聖ちゃんが特撮大好き純真美少女JD聖ちゃんというファンタジックな進化を遂げて現れる、和製キックアス的ラノベ第2弾。相も変わらず自らの内面の弱さに四苦八苦する主人公。抱いている悩みや鬱屈が本当に等身大レベルで読んでてしんどい。だからこそ、才も力も何一つ持たない彼が勇気を振り絞ったラストが映えるのでしょう。前作で敵役だった鈴木君が改心した経緯も、自分のしたことの愚かさを気づかせる優しさがあってよかったです。第9地区のヴィカスみたいだ。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2017/06/20
  • 定価
    652円(本体593円+税)
  • ISBN
    9784094516821

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