されど罪人は竜と踊る 18 どこかで、誰かの歌が
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されど罪人は竜と踊る 18 どこかで、誰かの歌が

エリダナ音楽祭において、歌手のルルを廻る争いは激化。ガユスとギギナの思惑、笑うハイパルキュに復讐のタングーム、渇望するフロズヴェル。多くの死と悲劇と怨念を越えて、ルルの歌声がエリダナに響きわたる。
浅井ラボ (著) / ざいん (イラスト)
シリーズ:されど罪人は竜と踊る(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

死と悲劇と怨念を越えて、響くルルの歌声

エリダナ音楽祭において、歌手のルルを廻る争いは激化し、混迷の度を深めていく。
ルルの護衛をしていたガユスは、ハイパルキュの策謀によってフロズヴェルに誘拐され、虜囚の身となった。人質交換の交渉となるが、双方の虚々実々の策略が激突する。一方で、ハイパルキュの無限複製の謎を解く鍵、バーディオス博士の遺産再現の困難さに、咒式士たちが立ちつくす。難題の前に、謎の人物と球体が現れる。
そして、ルルはアープと出会ったことで、歌に躓く。新曲を求めて、もがき、苦しむ。

ガユスとギギナの思惑、仲間たちの希望、ルルの過去と歌、笑うハイパルキュに復讐のタングーム、渇望するフロズヴェル。各自の思惑が絡みあい、エリダナ大音楽堂へ向かう彼らの前に出現したのは、童話世界の即死の謎。
「苺と偽苺を見分けないと――」
「朝は四本足、昼に二本足、夜に三本足ってなーんだ。人間だと答えれば――」
死ぬ!

空席となっていたエリダナ七大手、由緒ある七門の座に就くのは、師を越えようとするものたちか、反逆の餓狼か。ジオルグの後継者となっていたのは、正しさを求める雷光か、それとも。多くの死と悲劇と怨念を越えて、ルルの歌声が、エリダナに響きわたる。

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みんなからのレビュー

  • 芙蓉

    エリダナ音楽祭開幕!前巻の衝撃のラストガユス拉致から幕が上がる。フロズウェルの手に落ちたガユス。人質交換の場にてまた激闘の火花が散る。世界の敵のハイパルキュの正体。生まれていないから死ぬこともない。そしてエリダナの市民の危機察知能力の高さに爆笑。この街で生きていくの大変そうだなあ。タングームがルルの専属の攻勢咒式士になったのがいい。そして七門になれた!ジオルグの弟子のひとりミルメオン登場。ラストまさかの彼女の再登場。長いけど先が気になってガンガン読んだ。ガユスとジヴ―ニャ夫妻の息のあったやりとりが好き 続きを読む…

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  • ニック肉食

    何というか、結構なハッピーエンドに違和感。いや、面白いから全然良いんだけど。しかし、ここまで持ち上げておいて、後に落とされるとキツそう気もする。そして次巻からは新展開。まだまだ色々ありそうですし、今後も期待! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • カゲカゲ見習い@ケイケ

    アザルリが強過ぎてハイパルキュに絶望感が無さすぎないか? タングームとフロズヴェルも過去の強敵に比べて貫禄が薄くないか? 等々といった17巻での不満点を予想通り払拭してくれました。あくまで17巻は運びであって、ほとんどの肉付けは18巻でする予定だったのでしょうね。その文量たるや700P……ヘヴィノベル。 物語に関してですが、ようやっと話が大筋へ介入し始めた気がします。暗黒要素は薄まりつつあるので今後の反動が怖いですが、仲間も増え、希望を残す展開にはワクワクしますね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 海星梨

    死ななかった上に七大に滑り込んだフロズヴェル、特に活躍しなかったタングーム、モルディーンと同格っぽいミルメオン、黒い玉を仲間にしたクエロ、まさかの三つ子だったハイパルキュ、<重霊子殻獄瞋焔覇>を四回撃ったガユス、ラストにまさか残像として際出現するニドヴォルク、突っ込みどころしかない!!ストラトスは!?場面ごとに誰がいるか把握できない。そして、日本と同じ法律と考えたら、死んだあとに養子解除できないはずで、ガユスの養子が増えていくんだけど、生まれる子が将来疑問に思わないといいですね。ガユスのサインなしで離婚で 続きを読む…

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  • Horiuchi_H

    無事に完結。今回は、ほとんど死人が出なかった。もちろん死亡フラグの立っていた爺さんだけは最後にアッサリとやられてしまったけれど。 これからさらに大きな話に関わっていく始まりなのか、ニドヴォルクがまた出てきたり、ミルメオンがとうとう登場してきたり。これからはモルディーンだけでなく、ミルメオンも物語に関わってくるのかな。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2016/08/18
  • 定価
    978円(本体889円+税)
  • ISBN
    9784094516272

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