みんなからのレビュー

• Yobata

  2016/04/22

  20

  ジャンヌを旗頭にオルレアンを奪還したフランス勢はシャルロットの女王戴冠のため、ランスを目指す。それを止めるためイングランド軍はファストルフ率いるガーター軍と、擬似聖杯を成功させ,31人のユリスを作り出したノワールの金羊毛騎士団が迫る中、アーサー王の再来と言われるリッシュモンが動く…。パテーの戦いからランス戴冠。百年戦争をメインにソロモン神話や十字軍秘話など壮大な設定のこの作品だけど、今回はパテーからランスと百年戦争の史実を軸にアムール=愛をメインに進んでいったね。愛を知らない少女の頃は崩れぬ友情を→ 続きを読む…

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• サエズリ割津

  2016/06/21

  7

  実際の戦場もモンモランシをめぐる恋の戦場も修羅場なシリーズ第3巻。苛烈な戦闘も見どころですが、なんといってもモンモランシをめぐる女の戦いが熱い。子ども時代に永遠の友情を誓い合ったフィリップ、シャルロット、リッシュモン。思いは同じはずなのに立ちはだかる戦争や国や立場の前に、対立することを余儀なくされる展開は悲しいですね。そんな「男」と「女」、愛についてのお話でした。あとがきで神代から現代まで構想があるのに驚きました。描ききったら名作（迷作？）だろうけど、たぶん無理でしょう（笑） 続きを読む…

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• HANA

  2016/05/13

  7

  シャルロット女王戴冠までの話。今回もなんだかんだでかなり修羅場。友情か恋愛かという話でもあるんだろうけれどこれはどう読んでもあまり良い感じの終わりはなさそうな予感。次もなかなか問題が起きそう。 続きを読む…

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• 真白優樹

  2016/04/25

  6

  戴冠の為の目的地を目指す中、襲撃を受ける今巻。―――愛は妙薬か、劇薬か。順調に、数多の犠牲を出しながらも目的地へ向かっていくフランス勢。だがその中では様々な愛がモンモランシを中心に渦巻き誓った永遠の友情は儚くも崩れる一途をたどる。「女」へと開花していく少女、「女」になれない少女、「男」へとなれない青年。青年を取り巻く愛はどこへと収束し固まっていくのか。迫る刻限、表面化していく大罪と亀裂。この戦争の行方を左右するのは愛の行方。革命戦争と愛の行方はどこへ行くのか。青年は何を選ぶのか。 次巻も楽しみである。 続きを読む…

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• FFLJAPANbis

  2024/01/01

  4

  中盤まで歴史物として緻密に描きながら、それをオカルトの濁流が砂上の楼閣のごとく破壊していった。キャラクター感の不和も最高潮。さあ春日みかげの闇に沈もう、ここが地獄の一丁目だ…… 続きを読む…

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