ペパーミントの魔術師 ブギーポップ・ミッシング
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ペパーミントの魔術師 ブギーポップ・ミッシング

道化師と死神と夢破れた人々が織りなす、無邪気で残酷な哀しいお伽噺。
上遠野浩平 (著者) / 緒方剛志 (イラスト)
シリーズ:ブギーポップ(電撃文庫)

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あらすじ紹介

君は何かを取り逃が(ミッシング)してしまったことはあるかな? とてもとても大切なことだったのに、つまらない意地を張ったり、目の前のことばかりに気を取られて見逃してしまったことはないかい? ……これはそういうことを繰り返さざるをえなかったある魔術師の話だ。
 彼は天才で、成功者で、そして失敗者だ。この魔術師が辿る一途で愚かで、そして寂しく陽気なこれはアイスクリームの物語。冷たく鮮烈な甘さは、一瞬の、そう、このぼくブギーポップですら見逃してしまうほど速く、あっという間に溶けてきえてなくなっていくひとときの慰み──道化師と死神とそして夢破れた人々が織りなす、無邪気で残酷な哀しいお伽噺。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ののの@彩ふ読書会

    アイスクリームの物語。タイトル的に激しい戦いはなさそうで少し期待感は薄かったが、スプーキーEや飛鳥井仁などが出てきて、今後また何か起こりそうな予感に期待が高まった。内容的にもある意味ゾッとする話。 続きを読む…

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  • 青橙

    人と関わるということはお互いに痛みを与え痛みを受ける事なのかねえ… 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Hiro

    個人的に最初に読んだ上遠野浩平の本。好きです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 青味泥シンカ

    読んだ中でのシリーズ作品では、今作が一番好きでした。久しぶりの再読でも、それは変わっておりません。まずタイトル、そして設定が良い。どちらも他ではちょっと見られずに強く惹かれることになる。でも一番良いのは、その徹底して「他人事」な語りであり、あまりに他人事であるために、ブギーポップが狂言回しにすらなっていない点でしょうか。それは平等である故にしっとりと優しく、だからこそ物寂しくて何よりも痛ましい、本作の内容に合致する(本編中でも触れられたヴォネガット的な)語りであり、けだし名作であると改めて感じた次第です。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 九澄屋

    冒頭の話があまりに回収されなさすぎたので不安になっていたが最後の最後に回収してくれたので安心した。ぶっちゃけ、登場人物の多さにクラクラしてきた。謎の語り手のクサさも健在。あとがきまでも楽しめます。一気買いしたのはここまでなので、またどこかで探して読まなければと思うが、もうしばらくは良いかなこれ...。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    1999/08/25
  • 定価
    715円(本体650円+税)
  • ISBN
    9784048673303

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