あらすじ紹介
失われた全てを取り戻せ――最後の性戦!!
「そういえば“下”って漢字があるけど、あれって膣とクリトリスを同時に刺激するバイブみたいで素敵だよね! まさに下ネタの下にふさわしい漢字だよ」
「死ねだぜ」
藻女の企みを潰すために〈SOX〉が起こした戦いから、二年。
世界各地で卑猥な犯罪が多発する中、一切のヒワイが排除された極東のエデン。未曾有の大事件を無事に乗り越えた日本は、その底力を見せつけるように、世界をリードする健全ユートピアとして、健やかで美しい成長を続けていた。
――表面上は、そういうことに、なっている。
だが、この国ではもう数か月、子どもが生まれていない。
綻びは、そこかしこに存在する。それでも、ギリギリのバランスで成り立った、仮初めの「正しい」社会。
華城綾女(かじょう・あやめ)から〈雪原の青〉を引き継いだ奥間狸吉(おくま・たぬきち)。彼は藻女のつくりあげた完全なる性管理社会を打倒すべく、最後にして最大の下ネタテロ「エッチなABC」作戦を進めていた。
果たして、狸吉たち〈SOX〉は下ネタという概念を取り戻した「まちがった」未来を勝ちとれるのか――!
アニメ化もされた大人気Yトークコメディ、ついに完ケツ!!
さよならパイパイまたいつか!
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みんなからのレビュー
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Yobata
30綾女が北に送られてから2年。二代目雪原の青となった狸吉は「HなABC作戦」を完遂し、下健全な世界を取り戻すため、2年間影で進行させていた手をついに動かし始める…。最終巻。本当に最低でくだらなく,最高に面白い作品だった‼︎色々とぶっ飛び過ぎの衝撃作だったけど、最後までその下ネタテロを余すところなく発揮してくれたね。最終巻は2年越しの決着回で、SOXと「雪原の青」は狸吉に受け継がれ、狸吉がリーダーとして活動してたので、もう思う存分下ネタを口にしてたw2年間の様子は、健全アイドルとして一世を風靡してる→ 続きを読む…
ネタバレあり -
ナカショー
26コ、コレがあの狸吉だと・・・色々様変わりしたというか、本能覚醒したというかなんかもう凄いです。最終巻ということで最初っから最後までこれでもかというほどの下ネタのオンパレードでしたwあと最終巻で出てきた新キャラもいい味出してて良かったです。考えてみたら、変態のオンパレードなのに露出フェチいなかったなと。何はともあれ、最終巻も素直に楽しめました。次回作も楽しみです。あー楽しかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
リキヨシオ
21史上最悪の下ネタテロから2年…急速な性規制により下ネタどころか性の概念すらない世界に変わりつつある。2年の時を経て立派な下ネタテロリストに成長した狸吉は下ネタが存在する世界を取り戻す最後の性戦に挑む。何が健全で不健全か?何が正しくて間違ってるのか?下ネタを取り戻す性戦により間違っていない人間なんて一人もいない間違ってしまっても案外どうにかなるもので暴走しすぎなければいいのではと思う。遂にシリーズ完結!最後まで中学生レベルの下ネタのオンパレード!ここまでストイックに下ネタを突き詰めた作品はないだろうと確信! 続きを読む…
ネタバレあり -
END
21歪んだ社会との長い闘いが終わった。いきなり二年後に飛んでいたのは面を食らったが、今まで敵だった者が仲間になり、誰一人倒れることもなく体制を打ち崩していく様子は、少年漫画の王道の様な展開だった(下ネタがなければ)。正直当初がなければ綺麗にまとめてくれるとは思っていなかったのだけど、単に下ネタだけではなくきちんとした構成力があるのは『二度目の夏、~』で証明済みだからね。今まであれだけの猛威を奮ってきてどう落とし前を着けるのか不安要素の一位だったアンナ先輩も落ち着く所に落ち着いたって事かな。↓ 続きを読む…
ネタバレあり -
2匹のニャンコ世話担当
18間違いは間違えたままにて2年の時を経て、狸吉らの行動はフィニッシュっ。下ネタが出てもおかしくない世の中へと軌道修正へ。狸吉は下ネタは大好きでも一途さは半端なく、アニーやらら子らの猛攻にも堕ちずなのか・・・、この先綾女とどうスるんかな。テレまくりの綾女は変わらずだし。これで完結、おつかれさんでした。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/02/18
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784094515947