始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇 2
ある日突然、演劇部あらため喜劇部の脚本担当となってしまった有田雁弥。演芸会(ライブ)出場のため、生徒会から創部申請を認めてもらう必要があって…!?話題沸騰、学園ラブコメ第2弾!
王雀孫
(著者)
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えれっと
(イラスト)
シリーズ:始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇
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あらすじ紹介
ある日突然、演劇部あらため喜劇部の脚本担当となってしまった有田雁弥。演芸会(ライブ)出場のため、生徒会から創部申請を認めてもらう必要があって…!? 話題沸騰、学園ラブコメ第2弾!
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みんなからのレビュー
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まりも
36喜劇という名の混沌劇を味わうことになるハチャメチャラブコメディ第二弾。創部申請の為に、色々動き出しちゃう話。もう本当に嫌になっちゃうほど王雀孫節全開ですな。ただの会話劇だけでここまで読ませる作家さんは、この人くらいなもんでしょう。1年ぶりの新刊が伏線張るだけ張って、物語はほとんど進展無しとか普通は許せないのに、王雀孫の手にかかればちょちょちょいのちょいってやつですな。慣れたもん勝ちな気もしますが、ようやく始まりに向けて動き出したこの物語は今後どうなっていくのか。次巻は半年くらいでお願いします。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
29会うたびに人格を入れ替える新田菊華の本音を聞き、喜劇部に入部した有田雁弥だったが、菊華の人格入れ替えは変わらずじまいだった。脚本担当になった雁弥だが、未だ生徒会から認められていない喜劇部は地域演芸会のライブを目指す事に…。相変わらず菊華のキャラは濃ゆいなw今回はチャラい副部長のマチコキャラが大半で、モブ先輩達とチャラさ全開だったわ。でも雁弥に下着見られて真っ赤になっちゃう乙女部分がギャップが強大すぎて可愛い。まじかわわの河合さんもあざと可愛かったけど、そのあざとさがクラス内ヒエラルキー的に→ 続きを読む…
ネタバレあり -
サケ太
17世界は今、どういう流れなんだ。始まらない本筋。喜劇部に入った有田雁弥の日常。世界観は明かされず、どこか不思議で、不穏を含んだ日常が描かれる。色々伏線張られているけど、山場はなし。それでも掛け合いだけで読めてしまう。ジャンプのネタ会話好き過ぎる。ライブに向かって、服飾研との対決に挑む。なんだかわからないのに面白い。けど、そろそろ始まって欲しい感。「世界は喜劇だ。そうあるべきなんだ。」 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
17創部申請を認めてもらうために地域のライブを目指す今巻。・・・そういえば一年ぶりになるのかこの作品。ちょっとストーリーを忘れかけていたのは秘密である。そして未だ現状はどこにも進んでいないながらも物語自体は酔いを起こすほどに密度が濃い文字の濁流と少しずつ見えてきた土台という構図が印象的である。・・・スタートラインからスタートどころか文字通りマイナスからのスタートで未だスタートラインにたどり着いてないような気もするがこの長いプロローグはいつ終わるのだろうか。物語の終わりまではついていくが。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
椎名
16テンションが緩和しているのもあるが、「喜劇」に拘る裏にある悲劇が見え隠れし始め一気に面白くなった。正直あまり期待していなかったんですが、謝罪したい気持ちです。完全に主人公視点の一人称なため、だらだら語っているのを追うだけという印象になってしまいがちだがそれをまた上手く利用している。「光は過去にある。未来は暗くてよく見えないから、なんか進むのが怖いや」サラリと書かれた台詞だが、だからこそ、悲劇という重力に捕らわれず喜劇にしていく菊華の目的や作品の重みもぐっと増した。楽しいは作れる。いやー重い、それがいい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/11/25
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784086310871