勇者と勇者と勇者と勇者
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

勇者と勇者と勇者と勇者

時は大勇者“あまり”時代。ひねくれ勇者ルディは、ほかの半熟勇者たちとシェアハウス生活を送っている。売れっ子勇者を夢見ながら過ごす、ゆるーい衣食住たまに冒険。川岸殴魚が放つ、いまどき☆リアル勇者ライフ!
川岸殴魚 (著) / すまき俊悟 (イラスト)
シリーズ:勇者と勇者と勇者と勇者(ガガガ文庫)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

「勇者、勇者って、ただの無職じゃん!」

――時は、大勇者“あまり”時代。空前の勇者ブームで、勇者が増えすぎた世界。
勇者専門学校を卒業したひねくれ勇者のルディは、ほかの半熟勇者たちと一緒にシェアハウス生活を送っている。なぜか? お金がないからである。

ルディ「卒業したのに、なんの仕事もないじゃん! 期待の若手勇者として、ダンジョン冒険して中ボス的なの倒したりすると思ってたのに! 勇者って名乗ってるだけの無職じゃん! 家賃も滞納してるし!」
ナディーネ「いまは勇者があまってるからね……。私は家賃も払ってるし、バイトしてるから無職じゃないけど……」

ナディーネはきまじめ勇者。異世界系食堂“異民(いたみ)”でバイトをしている頑張り屋さん。ほかにも、アホ勇者のネネ、なまけ勇者のアーニャ、ヲタ勇者のヴォルフ、女ったらし勇者のクリストフが一緒に住んでいる。
彼らは日々、クエストオーディションに挑んで落ちたり、勇者飯をつくって一儲けを企んだり、アイドル勇者のライブに行ったり、クダを巻いて最近の勇者業界のグチを言ったりしている。
すべては、いつか売れっ子勇者になるために!

『人生』の川岸殴魚が放つ、いまどき☆リアル勇者ライフ!

みんなのデータ

  • 0
    評価する
  • 0
    読みたい

みんなからのレビュー

  • 海猫

    ちょっと前に同じガガガ文庫で出た田中ロミオの「犬と冒険のファンタジー」と趣向がよく似ている。だだし、あちらが苦渋に満ちた味わいならば、こちらは徹底して陽性のコメディー。構成がしっかりして安定感あり。各登場人物も立っている。川岸殴魚作品としては語り口を三人称にしたためか軽妙さに欠けるのと、小ネタとギャグが散発的で笑いという面では弱いかな?でも初巻ということでセットアップに集中している気もする。固めるところは固めていると思うので次巻以降炸裂することに期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★★★面白かった。勇者が一大ブームとなった大勇者"あまり"時代を舞台に、売れない勇者6人がシェアハウスで生活していく話。ブラックバイトの○民や、アコギな商売をするアイドル勇者など、なろう系で流行りの異世界モノに、現代風刺やRPGのお約束的なパロディーを加えることで上質なコメディへと昇華されていてグッド。絶妙に緩い世界観で繰り広げられる、軽妙なギャグが心地よかった。唯一の欠点は、序盤の地の文でのキャラ紹介がイラストと食い違っている点だろうか。混乱した。イラスト自体は可愛くて素敵なだけに残念である。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • T.Y.

    自称勇者が増えすぎて余るようになった時代、シェアハウスで暮らす若手勇者6人はクエストの求人を巡って争ったり、オーディションに応募したり、勇者ビジネスで一攫千金を狙ったりしつつ日々を送っていた。異世界転生が社会背景になってるのが現代風、勇者がタレント扱いで芸能ネタが多いのと、コント的会話劇や広告等の定型文の使い方は作者らしいセンス。ただこういうネタが、というより、「職業として勇者は成り立つのか」という問い自体が問い尽くされた主題の感あり。…と思ったら最後にストーリー面で重大な振りが、この活かし方次第かな。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • スー

    『人生』の川岸殴魚が送る異世界ファンタジー。魔王が滅ぼされ、勇者あまり時代到来。肩書だけでは稼げずシェアハウスで共同生活する勇者達。村の娘をオークから救う日雇いバイトを奪い合ったり居酒屋「異民」のバイトに勤しんで勇者であることを忘れかけたり「勇者オーディション」に打ち込んだりの日々。序盤は冗長な印象が否めなかったが「ふかふか洞窟」辺りから乗ってきた感じ。ネネの田舎トークとルディーとナディーネのつかず離れずの関係が良かった。あとがきの怒涛のボツタイトルには「作品を作るのって大変なんだなぁ」と改めて思った。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 王蠱

    近すぎて気づかないことってあるよね。勇者が過剰供給されロクに仕事にもあり付けない者が続出する勇者あまり時代。共同生活しながら名誉と仕事をゲットしようと画策する個性豊かな勇者たちの日常を描くライトラブコメ。感触としては「GE」あたりに近いものを感じるが勇者それぞれの個性が良くも悪くも強いので差別化はまぁ出来ているかな。初巻ということもあり今回はキャラ紹介という面も強く感じるが行方知れずとなった魔王城、そして魔王そのものなど置いておくべき伏線はしっかり置いてあるし今後の展開次第では大化けするかも知れない 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2015/10/20
  • 定価
    652円(本体593円+税)
  • ISBN
    9784094515787

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK