我がヒ-ロ-のための絶対悪 2
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我がヒ-ロ-のための絶対悪 2

大泉貴 (著) / おぐち (イラスト)
シリーズ:我がヒーローのための絶対悪(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

少年は悪へと身を落とし続ける――。

正義のヒーロー・ガイムーンの勝利に終わった、
あの正義と悪の激闘から二週間。

かつて正義に屈したと思われていた悪の総帥の出現に人々は恐怖したものの、時間が経つにつれてまた月杜市は平穏を取り戻しつつある。悪の組織・新生リヴァイアサンもそれ以来、表立った活動は控えていた。だが二代目ヘルヴェノム卿――沖名武尊はまだガイムーン打倒を諦めてはいなかった。

一方そのころ、二代目ヘルヴェノム卿の存在を重く見たリヴァイアサンの元幹部である第一種たちはヘルヴェノム卿の抹殺を画策。さらにミアも本来味方であるはずの【財団】の思惑により思いがけないピンチに晒されてしまうこととなる――。

第一種、【財団】、そして新たな存在「外種」。さまざまな試練が立ち塞がる中、武尊はガイムーンの正体・天羽ミアという最愛の少女を救うため、どれだけ自身が傷つこうと、月杜市のすべてを巻き込み絶対悪であることを渇望し続ける――。

青春ヒーローピカレスクロマン、新たな波紋を生む第二巻!

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みんなからのレビュー

  • θ(シータ)

    「……なんでラノベやマンガだと、幼なじみって報われないんですかね?」たとえ敗北を喫したとしても武尊は修羅への歩みを止めない。最愛の少女を救うために。ミアを助けるために。青春ヒーローピカレスクロマン、正義とは何たるか?第二弾。あながち正義と悪の共生関係も間違いではないのか。悪があるから正義が生まれ正義があるなら悪もある。もしかしたら運命共同体と言っても過言ではないかもしれない。犯した罪にさらなる罪を被せながら悪へと堕ちていく武尊。その一途さに敬服致します。花音先輩は天使なのか…!?星四つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりも

    青春ヒーロービカレスクロマンの第二弾は、逢うの総帥二代目ヘルヴェノム卿として先代リヴァイアサン幹部ビートリガの野望を潰し、ミアを守る為に更に修羅の道へ進む武尊の姿を描いた話。今回も最高でした。武尊、ミア二人の関係に焦点を絞った前回に対して、今回はそんな二人の絆を繋ぎとめる為に戦う花音、密かに暗躍するイカルガたちの姿を描く事で物語に更に深みが増したように思います。バトルも熱く、武尊の新モードの場面は挿絵が加わる事で最高に盛り上がりました。武尊とミア二人の想いが交わる日は来るのか。次巻もすごく楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    正義と悪との激闘から二代目ヘルヴェノム卿の存在を重く見たリヴァイアサン元幹部たちは邪魔な卿の抹殺を画策。一方で味方のはずの財団の思惑でガイムーンも思わぬピンチに晒される第二弾。スポンサーにとっては換えの効く駒の一つでしかなくて、結託して嵌められた罠に陥るミウと、手段を選ばずに彼女を何とか救おうとする武尊。想い合っているはずなのにそのそばにいられない、そんな関係がとてももどかしく切なかったです。そんな二人を何とかしたいと願う花音も。ミウのために武尊が覚悟して進む茨の道に救いがあって欲しい…次巻も楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ナカショー

    今回も凄く良かったです。バトルも展開も凄く熱く文句無しです。今回は互いに覚悟完了した2人を繋ぎとめる為、花音が大活躍したかいでした。このまま花音の出番が増えていくのが楽しみです。そんなわけで次巻も非常に楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    お互いが決別する事を決めたが心の内では二人とも一緒にいて笑っていたいだけなのに。全体的に話が重く読んだ後はちょいと疲れるがその疲労感もまた良い味になる。邪魔になるものは怪人であろうが人間であろうが排除する武尊と人であろうが怪人であろうか虐げられているのを見たら助けに動くミア、その二人を繋ぎ止める花音のバランスがいい。イカルガが新勢力を作る為に動き出したり、第二のガイムーンが登場したりと、二人は何時になったらお互いに気持を隠すことなく生活が送れるようになるのか。次巻も楽しみだな。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2015/08/23
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784094515701

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