あらすじ紹介
異能力者業界に無能力者が宣戦布告!?
「異能力制限法」により異能力者はすべて社会から管理され、戦う機会が奪われた現代。
第二回KCで敗退したことで元・最強となった朱雀と小手毬のコンビは、自分たちが少しでも異能力者業界に貢献できたことを誇りにしつつ、もう一度最強を目指すという目標を掲げ仕事に勤しんでいた。
しばらくして朱雀は『芸能事務所大名プロ、異能力者業界に宣戦布告! これ以上芸能界に来るな!』という大胆な発現をする女性アイドルユニット「無能力ガールズ」が人気上昇中であることを知る。
彼女たちは水を操る異能力者・川匂をテレビの企画とはいえ実際に倒して見せ、能力の元である科学力を誇示した。今まで異能力者以外の存在が台頭してきたことがなかったため、状況の変化に違和感を覚える朱雀。
この『無能力者の台頭』が朱雀の周囲に不穏な動きを見せる第一歩であることを彼はまだ知らない――。
現実の異能力者が苦闘するリアルアクション! 新たな戦いが巻き起こる第4弾!
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みんなからのレビュー
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よっち
24異能力者業界に無能力者が宣戦布告?無能力ガールズら科学力を駆使して対抗しようとする無能力者によって、能力者たちのTV出演枠なども脅かされ始める第四弾。今回は二人で朱雀の実家帰省などもあったりで、妹・白虎や両親も登場。これまでとはまた違う一般人と比較しての相対的な異能力者の力、異能力者と家族がテーマだったのかなと。信頼関係を重ねてきた朱雀と小手毬だからこその葛藤もありましたが、乗り越えた二人がまた平凡な日常を取り戻せるよう祈っています。ほんと作者さんはこの作品にガチで取り組んでいますよね。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
晦夢
14素晴らしい。異色の異能バトル第四弾。異能力者として仕事をこなす朱雀たちは無能力者ガールズというアイドルユニットの人気を知る。そしてそれは科学と異能の戦いが始まろうとしていた。すっかり吹っ切れた朱雀がいい感じ。小手毬との関係も変わりつつある。小手毬可愛い。仕事では吹っ切れてるが、戦いでは異能力者じゃない一般人と戦うことを躊躇する。かなりガチな路線に進んでて素晴らしい。この作品の心理描写、葛藤や悩みは凄くいい。気になる引きで次巻も楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
半熟タマゴ
11異能VS科学。強い力を持つ異能力者よりも能力を持たない人間を相手にする方が厄介だなぁと。今回の騒動が落ち着いてほっとしていたら最後の最後に・・・。小手毬どうなるのかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
11相変わらず暗い主人公の語り口で物語が進みますね。前巻の「御大」や「天上」との戦いは終わっても人生の戦いは終わらないと。今巻は過去からの追っ手と一般人の妬みとの戦いになってますね。戦うにしても何処までやるのかという基準が逸脱している周りに比べて、一般人に近い価値観を持つ主人公の苦悩が良かったです。あと、とんでもない引きになってますが、そろそろやる事もつきてきている感がありますが、まだまだ続けれるんですかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
METHIE
9なるほど、なぜ小手毬の家族の話をしたかというとそういう事だったのか。しかし今まで売れていたのは小手毬のお陰なのでこうなるとどうなるか分からない。他の人の感想で上から目線で無能力の人を見ているというがを売れてしまったので当然である。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/02/23
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定価652円(本体593円+税)
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ISBN9784094515374