あらすじ紹介
何も心配はいらない。未来は私たちの――
高校、水族館、百貨店と繰り返された惨劇により、現実世界では集団昏睡という異常事態が厳然と傷跡を残していた。その惨劇を生み出した首謀者は、摩響たち『神悠言』が神と崇める存在。奴らが世界滅亡を前に娯楽として始めた余興だったのだ。
その理由を知り、戦う敵を定めた斗和たちは世界滅亡の予言書を見せてもらうために神悠言の本部を訪れる。そこで知る見えない壁を作り出していた人物の正体。元凶の1人を巡り、滅びの未来を救うためそれぞれの想いが交差する。
そしてついに、現実世界すべてで人食いの化け物が跋扈するという絶望が始まる。
「さぁ、人間たちよ。最後で最高の刺激的な惨劇をはじめようか? きゃははははははっ!」
空中に浮かぶ都市から響き渡る声が、想像を絶する惨劇のはじまりを告げた――。
惨劇は現実世界すべてを巻き込み絶望を生む。閉鎖空間をつくりだしていた人物の正体を知った斗和。そのとき彼がくだした決断とは! そして斗和の“生きる意味”とは――。
絶望が絶望を呼ぶパニックホラーの最終巻! 衝撃必至の結末を見よ!!
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みんなからのレビュー
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アウル
20最終巻。超展開すぎる。最終的に伏線回収はされたけれども展開はポカンと置いてけぼり状態だし、SF映画でありそうなオチで締め括られてもな。登場人物があっけなく死にすぎてなんの感慨も湧かない。パニックホラーの話がメインで良かったのに。 続きを読む…
ネタバレあり -
クロウ
12うーん、なんかもう1巻の頃とは全く別のお話になってしまったな。初期の雰囲気が好きだった身としては微妙な終わり方。変に宗教的というか、読みながらだんだんと話に置いていかれている印象を受けた。ヒロインが巻ごとにコロコロ変わるのも、感情移入できなくて個人的にマイナス。主人公周りに流されすぎだろ、みたいな。最終巻ということで、現実世界での本当の死を解禁してきたのは緊迫感があって良かったのに、世界作り直して全員無事って……嫌いなシリーズではなかったのになぁ。タイトルと伏線は回収され、完結。とりあえずお疲れ様でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
ごぅ。
9繰り返される惨劇を生み出していた首謀者は、魔響たち神悠言が神と崇める存在だった。奴らが世界滅亡を前に娯楽として始めた余興だったのだ。戦うべき敵を定めた斗和たちは神悠言の本部を訪れる。そこで知る見えない壁を作り出していた人物の正体。その元凶のなる1人を巡り、滅びの未来を救うためそれぞれの想いが交差する。ついには惨劇が現実世界すべてを巻き込み、果てしない絶望を生む。そして明らかになる、斗和の生きる意味とは。。。最終巻。いつのまにやら頂上バトル展開に、終結は別として書き上げきったことにすげえなと思う。。 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
9赤月カケヤ先生(@kakeya_rapid)の #ラノベ 最終巻なんですが、どうしてこうなったという風呂敷の広げっぷり&たたみっぷりでした。まあ、嫌いじゃないんですが、どうしてこうなったんだろう? 個人的にはかりもの扱いが雑すぎるんじゃないかと思います。しかし、本当に容赦なく殺す人だ 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
9完結。神を語るもの達の正体。師匠の正体に世界の謎。と全部明かされました。が、正直色んなSF映画混ぜたような壮大な話になったなーとは思いましたが一巻のホラー風味のが好きだったなという感想を最後まで消せませんでした。主人公が終盤から出てきたヒロインかりもとの愛で、他の全て投げ出して戦われても何か今一感情移入できませんでしたし、あれだけ暴れまわってた殺人鬼もあっけない最後で何だったんだとか、陰暦の名前を冠した巫女達やっぱ覚えきれないんですが、等と色々不満が残ってしまったのが少し残念です。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/11/23
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定価734円(本体667円+税)
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ISBN9784094515190