あらすじ紹介
“イラストレーター”急襲!村瀬一郎の反逆!
夕陽ヶ丘恒例、獅子神神社の冬祭り。
その最中、月夜チームの面々によって行われた大捕り物。『不思議の国のアリス』の読み手である如月シェリーを捕獲し、村瀬一郎の自宅へと連行した月夜チームだったが、その時、事件は起きた――。
『天女の羽衣』の読み手である夏苅小雨による突然の襲撃。そこへさらに、新たな敵勢力となる絵本の作り手の一人“イラストレーター”のエルモ・ストーンヘブンとその部下の百伍が加わり、三つ巴の戦いに、事態は混乱を極める。やがて収束した時、月夜チームは、戦力の要である村瀬一郎が敵側に寝返るという危機的局面を迎えていることに気づく……。
謎の多い男・村瀬一郎と、彼がすべてをかけて捜し求めてきた『桃太郎』の絵本。その因果関係が明らかになる時、新たな悲劇を生む……。
最悪の結末が描かれた“絵本”ワーストエンド・シリーズを巡る物語、第四弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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みんなからのレビュー
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まりも
19青髭村瀬一郎の為の1冊作成者の一人イラストレーターが第三勢力として登場し物語が一気に盛り上がってきました。赤鬼に憑かれた憧れの人を自らの手で殺すしかできなかった一郎の過去。花詠の真相を乗り越えて救いを手に入れた一郎は主人公かと錯覚する位かっこよかったです。肝心の主人公である兼亮もちゃんと成長してるんだけど相手が悪すぎるか。月夜もヒロイン力低いしコンビ揃って頑張って欲しいです。何気に小雨とのフラグも立ててたし一郎さんの覇道待ったなし! 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
14★★★★☆一巻から登場し、本シリーズにおいて最も大きな存在感を出していた一郎。今回は彼の過去に焦点を当てた内容となっていた。桃太郎の悪役「赤鬼」とそれにまつわる7年前の事件の顛末は、情け容赦もなくてかなりよかった。また、花詠ちゃんがメインヒロインしていてグッド。反面、戦闘シーン等々での視点切り替えが洗練されていないため、読みにくい箇所があったのが残念かな。次巻が最終巻らしいので、また近いうちに読みたいと思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
マサキ@灯れ松明の火
11今回は‥村瀬一郎くんと花詠ちゃんの物語。主人公の兼亮くんと月夜さん…負けてますヽ( ̄▽ ̄)ノ村瀬くんの過去と花詠ちゃんの謎が明かされます。村瀬くん、一途です。花詠ちゃん‥可愛すぎ〜♪欲しいです♪花詠ちゃん!щ(゜▽゜щ)マサキが育てます!!レイニーさん!!花詠ちゃんとシュシュください!!(←ええ止まりません…マサキの不思議なもの好きは止まりません…病気ですから…笑) 続きを読む…
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ツバサ
101巻から存在感があった一郎の過去が辛いし重い。今まで大事にしてきた花詠ちゃんが仇とかどれだけ一郎を追い詰めるんだと思ったけど、なんとか一郎と花詠ちゃんが共存していけるようになって良かった。殺すんだったら報われない… 相変わらず影が薄い兼亮だけど、今回はガッツを見しててカッコよかった。月夜に褒められて良かったね(聞いてないけど) 次巻で最終巻ってことで、この悪役たちの物語がどうやって完結するのか楽しみです。 続きを読む…
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こうづき
10一郎編。えっこれあと一冊なんだよね? 新たな書き手の登場と絵本の奪い合い。花詠ちゃん可愛すぎる……小雨も地味にヒロインしとる……! 良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/11/24
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784094514520