あらすじ紹介
アニメ化決定の「飛空士」シリーズ最新刊!
『たとえ敵味方に分かれようと、我々は憎み合うことはない。友情は永遠だ』
澄み切った三月の青空へ、幾百の真っ白な帽子が投げ上げられた。
四回生のバルタザール、かぐらのふたりがエアハント士官学校を卒業し、「エリアドールの七人」はついに離ればなれに……。
三回生となった清顕(きよあき)は、模擬空戦を経てイリアとの距離を少しずつ縮めていたが、ミオとは会話をすれば喧嘩……という状態。久々に索敵訓練でペアになったものの、敵機と遭遇した際の判断ミスで被弾、樹海に降下し負傷してしまう。
意識を失った清顕を前に、ミオはひとり重大な決心をするが……。
一方、エアハント島にはイリアと清顕の宿敵・カーナシオンが襲来!
正規飛空士の不足により、直訴したふたりは初陣を飾ることに……!
七人の主人公が織りなす、恋と空戦の物語。
祖国のため、家族のため、愛する人のため。7人はそれぞれの空で戦う――。
【編集担当からのおすすめ情報】
2011年に劇場アニメ化された『とある飛空士への追憶』に続き、『とある飛空士への恋歌』もアニメ化決定! 詳しくは、ガガガ文庫公式サイトや、ガガガ文庫折り込み小冊子「ガ報」での続報をお待ちください!
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みんなからのレビュー
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まりも
64かぐらとバルタザールの卒業、イリアとのデートにエアハント島襲撃…な話。今回は始まりから終わりまで絶望感で一杯でしたね。犬村さんドSすぎるわ。ミオが背負った罪があまりにも重く、子供の頃から清顕を大切に想っていたが故に強くなる痛みに苦しむ彼女の姿は読んでいて本当にツラかった。本来なら癒し要素になる筈のイリアとのデートシーンでも、その裏でミオは苦しんでいると考えただけで哀しくなりますね。イリアも不吉な夢を見てるし、物語は更に過酷になりそうですがミオの想いが報われる日が来ることを願うばかりです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
63バルタザールとかぐらが卒業し四回生となった清顕は、模擬空戦を重ねていくうちにイリアとの距離を縮めていく一方、だんだん開いていくミオとの距離。真っ直ぐで優しい性格であるがゆえに陥れられても逃げられない葛藤が、ショックを隠せないほど不器用なのに、清顕を巻き込まないように懸命に演技している姿が、正直読んでいてとても辛かったです。自らの招いた結果を目の当たりにして、死をもって償うのではなくあえて生きて贖罪する道を選んだことで、いつか報われる日が来ることを願わずにはいられません。これからも辛い宿命がありそうですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
いーたん
46なんかもうね、読んでるこっちが痛いよ。心が抉られるよ。ミオに救いがありますように、、、って願わずにはいられない。今後のミオの拠り所は清顕との一夜になるのかな。まさかの妊娠とかある、、、わけないか。恋歌とほぼ時代が変わらないので、プレアデスにてミオはクレアと出会うかも。何かしら恋歌とのリンクは正直期待してしまう。恋歌のアニメ化もあるし。戦争には思想や主義主張、宗教やらいろんなものが絡み合うから簡単には言えないけど、とにかくミオに救いの手を。 続きを読む…
ネタバレあり -
ほーりえ
30鬱展開にゾクゾクした。賛否分かれる所だとは思いますが、自分的にこういう展開は好きです。しかしどっちに転んでもバッドエンドしか見えないんだけど・・・どうなるんだ! 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
29ミオが不幸すぎて辛い…。イリアも完全に因縁の敵が出来たけど清顕は最後誰と戦うんだろうか。イリアと戦うにしてもラスボスがいると思うんですが。そして裏切り者の二人の一人はライナだと思ってたけど案外、清顕になったりするかもと思えてきました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/07/23
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定価692円(本体629円+税)
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ISBN9784094514285