あらすじ紹介
〈受賞情報〉小学館ライトノベル大賞審査員特別賞(第7回)
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リプトン
17個人的には結構好きでした。キャラの掛け合いの応酬が楽しくテンポよく読んでいけました。どこぞの編集者のブログで新人賞にはシリーズ4作目を応募してみるつもりでと書いてあったがこの作品はまさにそんな感じだなと(東雲と天王洲の出会いや神やミツの詳しい設定や東雲が破壊王と呼ばれるまでになったエピソードなど書こうと思えば2,3冊書けそうなこの物語の前日譚をすっぽり抜けた状態で始まってるところとか)。仕上がりとしては粗いところもけど全体的にシンプルに分かりやすく読了感も爽やかでよかったと思います。 続きを読む…
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シュエパイ
17神様達のエサとして、不幸になり続けることを運命付けられた少年……と書くと重くなりそうなのに、突き抜けた能天気さで愉快な物語にかえてみせる子だなぁ。破壊王と呼ばれるくらいに暴走気味ではあるけれど、よい子なんだろうね(苦笑)あぁ、トラックに跳ね飛ばされ"なかった"シーンは、思わず笑ってしまいましたw きっと、ずっと神様と一緒にいることになりそうで、でもやっぱり幸福そうな日々が続くのかな。 続きを読む…
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T.Y.
14「一生女性にフラれ続ける」不幸を運命付けられた少年・東雲芽吹と、彼が不幸に遭うことで発生する金色の霞を(神々の嗜好品として)回収する任務を負った下っ端の神・天王州(無表情で毒舌な美少女)の物語。バカで前向きで、神に運命を告げられても認めず立ち向かう東雲と、事情を推理し策を巡らす天王州の名コンビが他人の問題解決に奔走する、コメディタッチだが気持ちのいい話。自分で不幸と思わない東雲はきっと幸福。けれど、それを間近で見続ける神の立場はどうなのか? 人間に寄り添うことが神の幸福であらんことを―― 続きを読む…
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のれん
13雰囲気が良い。 とても簡素な一人称。独特かつスピーディーなテンポ。軽快なボケとツッコミ。 惚れやすい男が毎回フラれて不幸になる。その様式美をアホなノリで楽しませつつ、相手を幸せにしてみせる。 ゲストの女性も段階的に個性的にしていってメインヒロインの紹介にも繋げているのはノリに反して非常にスタンダードな作り。 何を不幸と感じるかは当人次第。相手の幸せを思えること、そのために行動できること、自分の幸せを決められること。理不尽さをぶっ飛ばす明るい物語。隣人の幸せを願うラストはなんとも綺麗な締め方。 続きを読む…
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しぇん
13他人の不幸は蜜の味。その蜜を美味しく食べるのが神様な世界。両親に捨てられ親戚にたらい回しという事で、美味しい蜜を食べられそうだと選ばれ、女性に振られ続ける事になってしまったけど、そんな運命に負けるかと頑張るお馬鹿な主人公のお話です。 …なんていう酷い神様達だ。ヒロインとか魅力的に出来てるし主人公もよい方向の馬鹿なんですけど、決め台詞の後の展開とかがまだちょっと物足りない感じもしました。ヒロインの神様を救った?らしい主人公の過去とか出てないので続編は出ると思うので期待。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/05/22
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784094514155