あらすじ紹介
物語は新章へ!空の果てへの旅が始まる――。
「北の地には、来てはならぬのです――」
そう伝言を残して、ハイフォニアから消えてしまった<夜姫>ヒルダ。
失踪したヒルダを追って、ウィルとジェシカは北の大陸、ティエラへ。
そこから北へは行くことができない、「北の空の門」で、ウィルとジェシカが遭遇したものは、「機械の翼」をもつ無人機による攻撃だった!
壁に囲まれ、霧が薄く、<霧鍵式>が役に立たない世界。霧の文明とは違った、「失われた文明」をもつ北の大地には、この世界の成り立ち、さらには空の果てへの鍵が隠されているのか――。
すべての島を堕とし、世界の再構築を狙う<七つの鍵>、そして空の最果てを目指すウィルとジェシカ、そしてとんでもない力を持った「魔女」たちが、北の果てで相まみえる!!
魔法と空戦のファンタジー、新章に突入!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
みんなのデータ
-
3評価する
-
1読みたい
みんなからのレビュー
-
ひめありす@灯れ松明の火
53獰猛な空飛ぶ鯱と、繊細な感覚を持つ飛べない蝶。雲海の向こうは空舞う二人にとっては未開の土地。凍て荒ぶ風に自慢の翼は凍りつき、降り立つ舞台は北の大地。雲なき世界己の足で踏みだして知る、古風な少女の意外な過去。遠き日の約束声に出さずとも封書に託さずとも叶う、二組の絆。廻り道の様な二人の旅、願いはあの日と変わらずいつか、一緒に空の最果てへ。君が思う存分その牙を奮い、私が思う存分この翅を羽ばたかせたのなら、私達には誰も敵わない。なのに、白き霞を、曇りなき碧空を、大地を染めていくのは君から溢れた朱の色。墜ちていく。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
35前巻終了から四ヶ月後、姿を消したヒルダを追い北の大陸・ティエラに向かったウィルたちのお話。今巻は七つの鍵の総帥シュネーとヒルダ、そしてウィルらとの直接対決、ヒルダと執事フォルネウスの過去の因縁、偶然出会ったイスカも重要人物そうだったりと、複雑に絡み合う事実がいろいろ明らかになってきた巻でした。今回色んな意味でボロボロだったウィルですが、ジェシカとの加速するいちゃつきぶりだけでなく、さらに驚愕の甘やかしの数々まで発覚。これは確かにレンが事あるごとに愚痴りたくなるのも無理ないな、と正直思いました(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
シュエパイ
21霧の無い閉ざされた島にて、新章開幕!ロリバ・・・もとい、失踪したヒルデ様を探す子供たちの旅路でした。執事さんの過去が、封書の向こうに透けて見えましたね。あぁ・・・彼は、誓いを果たし続けているのだなぁ。新しく拾われた迷い子の少女、彼女からみても、やっぱり甘やかし過ぎなんだ(笑)まぁ、ふーふーはなぁ(笑)さぁ、次はどんな風に誰が飛ぶのか、楽しみなのです♪ 続きを読む…
ネタバレあり -
クロウ
2012年ぶりの再会とか胸熱すぎるよ。新章突入で、お話が難しくなってきたけど、やはりこの世界観は他にはない魅力。もう本当にジェシカが可愛すぎる。はやくウィルと結婚するべき。ヒルダとフォルネウスの過去には驚いた。もっと詳しく知りたいところ。シリーズを通して「空の最果てを目指す」という目的がぶれないのが好印象。少しずつ目標に近づいているのが実感しやすい。そしてラストはまさかの展開。大丈夫なのか!? 続きを読む…
ネタバレあり -
サキイカスルメ
14ちょ、ウィルのジェシカへの甘やかしがすごい!いいぞもっとやれ(笑)姿を消してしまったヒルダを追って北の果てティエラまで来たウィル、ジェシカと、そこで出会った一人の女の子のお話。えーと……一応通算4巻目ですね。いきなりプロローグから大ピンチ、その後はイスカ視点で話が進んでいったので二人が出てきた時はホッとしました。他視点だとラブ度が増すなぁ、大歓迎です。お話もヒルダの過去話から、そう繋がってくるか―という感じで、とても面白かったです。いきなりのラスボス登場にはビビったね。続きを読むのが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2013/05/22
-
定価660円(本体600円+税)
-
ISBN9784094514148