あらすじ紹介
下着をかぶってはいけません。
「白いカラスや白いヘビは神聖視されるのに、どうして白いパンツは神聖視されないのかしらね」「……やめろ」
時岡学園に入学し、下ネタテロリストになって初めての夏休み。主人公・奥間狸吉(おくま・たぬきち)ら《SOX》一同は、リーダーの華城綾女(かじょう・あやめ)に連れられて、朱門温泉(あけかどおんせん)にやってきていた。
朱門温泉といえば、第一清麗指定都市が誇る超有名な温泉街。高級旅館で女将をやっている撫子(なでしこ)さんは、どうやら綾女の後見人らしく、狸吉たちも呑気に二泊三日の旅を満喫するつもりでいたのだが……。狸吉の中学時代の同級生・濡衣ゆとり(ぬれごろも・ゆとり)との出会いから、旅行はおかしな方向へ。元ヤンの撫子は、一連の下ネタテロ事件の影響で、知名度ばかりが上がって実力の伴わない《SOX》を、ガンガンに鍛え直すつもりで綾女たちを呼びつけたのだった……!
俺たちは……、まだまだイける! 未曾有のYトークコメディ、3発目!
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
35本当に表紙の事をやってやがる、、どんだけ素晴らしいだよwそれ以上に後書きが面白い。話は早乙女乙女が腐ったエロ画像を描き過ぎて普通の絵が描けなくなりスランプに陥ってしまった。その療養と絵へのインスピレーションを刺激するために華城綾女の養母がいる朱門温泉へ行く。そこにはエロテロリストの四大勢力。「ベーコンレタス母の会」「震激の尻」「捕乳類」「絶対領域」がおり、その幹部からSOXが持っている不健全図書を全て寄越せと要求して来たが話し合いでは解決出来ない。その結果、競争のゲームをするが使う道具がまともじゃ無かった 続きを読む…
ネタバレあり -
T.Y.
30前巻での綾女の演説により生じてしまった他の下ネタテロ組織との敵対的な関係、そして狸吉の修行。と同時に、この世界の歪みが徐々に描かれる巻でもあった。部落を思わせる職業差別、伝統行事の破壊etc... しかもその差別にゆとり教育への偏見が重ねられるのだから凄い。現体制は確かに被害を生む、だが被害者への偏見を助長するような仕方で体制批判をするのは正当なのか? そんな中、人は誰と、いかにして手を取り合えるのか、という問いの答えは未だ出ていない。上下巻構成で、次では狸吉と鼓修理の成長も描かれそうなので楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
30なんとか期末テストの赤点を逃れ、狸吉たちSOXが夏休み過ごす事になったのは綾女の養父母が経営してる朱門温泉だった。養母・撫子は綾女のテロリストとしての育ての親でもありSOXの強化修行も目論んでいた。修行内容は全裸で宿まで戻るなどの頭の悪いものばかり。しかもその温泉には狸吉の中学の同級生・濡衣ゆとりがいて…。さらに鼓修理の父親が四大テロ組織を引き連れSOXに挑戦状を叩きつけてくる。ペロペロ山根とガガガ文庫やべーwもうY談フルスロットル感がパないwだんだん狸吉が字の文で下ネタ多くなってきてるwてか親父の教え→ 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
27★★★★★表紙がまず頭おかしい(誉め言葉)。様々な場所で物議を醸しているアニメが絶賛放送中の本シリーズ。今回は修行と四大下ネタテロ組織との抗争に重きを置いた内容で、相変わらずクレイジーだった。全裸でスニーキングとかダッチワイフと温泉街デートとか、作者の正気を疑う。だが、それがいい。また、ファンキーな描写に隠れがちだが、下ネタが禁止されたディストピアな世界の犠牲にも焦点を当てていたのもグッド。ラストの展開では、試合に勝って勝負に負けたSOXではあるが、ここからどう巻き返すのか楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
シュエパイ
25ディストピアな世界にはびこる問題は、根が深く暗く、テロリストたちが潜行していく。。。特訓なのかふざけてるのか微妙な日々を過ごしつつ(笑)最後の裏切りは、大分参ったことになりそうだなぁ。次巻での逆転劇に期待します。あ、生徒会長さんの無意識な暴走ぶりも、楽しみっちゃ楽しみですが(笑) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/04/23
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784094514070