あらすじ紹介
パワハラと陰謀にはお気をつけ下さい
見える人にしか見えず、触ってもぷにぷにしているだけで何の役にも害にもならない「つきたま」。
そんな謎の物体の「駆除係」として埼玉県に務める主人公・鶴見は、ある事件から「つきたま」の秘密に近づいてしまい……。お気楽公務員として日々の業務を淡々とこなすはずが、国家の秘密プロジェクトに関わることに!? ……なるのだけは勘弁して頂きたい。だって公務員だもの。
しかし上司という名の現実は厳しく、拒否権のない鶴見に下された極秘指令は、「つきたま」は魔法のパワーをくれるという自称・魔法少女のエナと、「眷属」であると主張する自称・ヴァンパイアのマノの生活に密着して、謎を解き明かすこと……!?
公務員の窓口業務ネタとぷにぷにの物体満載のやわらか公務員小説(?)第二弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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みんなからのレビュー
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た〜
10女上司さんデレ過ぎです。吸血女さん、いささか影が薄いです。同僚さん出番なさすぎです。頭の弱い魔法少女さん、ちょろすぎます。地方公務員さんハーレムラブコメのお約束にしてもあまりにもにぶすぎです。妹さん、良い味出してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
サイバーパンツ
9謎多きエナの妹カヤが登場したり、つきたまの意外な生態が少し明らかになったりと、次巻に向けて色々と気になる要素が出てきた。エナなら魔法、真乃なら音楽、滝理なら研究、つきたまが見える人はつきたま越しに自分の憧れや夢を見ているが、主人公にもそういうものがあるとするなら、彼の抱く思いは一体何なのだろう? 続きを読む…
ネタバレあり -
KUWAGATA
8カヤかわゆすと思っていたら…、な2巻です。エナもマノも可愛く愛着が持てるキャラですが、主人公は正直微妙。このご時勢、公務員が主人公というのはどうなんだろう? 彼らには彼らなりの苦労があるんだろうけれど、民間企業でこき使われてる身からすると、やっぱりお気楽稼業に思えてしまうんですよねえ。その部分で、どうしてもあまり感情移入できないというか…、僻みっぽくて自分でもイヤなんですけどね(笑) 物語自体は安心安定の森田ブランドで楽しめました。次巻、物語が大きく動いてきそうな気配。あんまり長くは続かないのかな? 続きを読む…
ネタバレあり -
T.Y.
4主人公が公務員として「安定」を強調しすぎるのは通俗的な期待に答えるイメージというか、やりすぎてカリカチュア臭がする。今回はつきたまの捕食など衝撃的な生態がわずかながら明らかに。読者としてもこれがイレギュラーであるのがよく分かる辺り、この世界の常識をちゃんと定着させるよう描いているのだろう。これほどのことが知られていないはずはない――と思うのは甘い、馴染みある人には馴染みあることが、主題的に観察すると見えなくなることもある、そんな話。しかし、全て見透かしたような顔をしているエナの妹は本当に謎。 続きを読む…
ネタバレあり -
尚侍
4文章的にはだいぶ洗練されて読みやすくなったんですが、なぜエナが鶴見にフラグを立てるのかが自分の中で消化できなかったので、物語の筋が今ひとつ胸に落ちてきませんでした。カヤの存在意義もよくわからないですし、伏線が張られたというよりも物語の全体像がつかみにくくなったという印象でした。ここからつきたまを巡る一大宇宙戦争に発展するとかいうのであれば逆にまだわかるのですが、ラノベ三巻の壁を越えられなかった場合次で強引にまとめに入りそうな感じでちょっと心配です。カヤをみてるとそういう解説ポジションぽいキャラなので……。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/03/24
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定価628円(本体571円+税)
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ISBN9784094514018