あらすじ紹介
その日、ちいさな魔女は恋をした!?
それは、ある夏の日の出来事。
「今日、保護されていた最後の魔女が死亡しました。これにより『魔女』は地上から絶滅したことになり--」
その日、魔女が絶滅したが、俺の生活は何も変わらなかったーー。
日々を何となく過ごす主人公・敦也のもとに、ある日突然空から降ってきたのは、ちいさな女の子とお供の猫!?
この子の正体は?
何をしに来たのか?
都会のことを何も知らない「ヒメ」と名乗る女の子と過ごすうち、敦也はある「秘密」を知ることになる。
第1回小学館ライトノベル大賞、ガガガ賞受賞者が放つ、切ないジュブナイル小説、待望の第2弾。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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みんなからのレビュー
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ころん
5前巻と同じ時間軸で語られるもうひとつのボーイミーツガール。今回は、ヒメが最後にいなくなることが早い段階でわかったこともあり、前巻とは違う面白さがありました。別れがわかってるからこそ感じる切なさというか…救いは残されているもののバッドエンドに近い終わりだったし。いつか、ハッピーエンドで終わる魔女の話も読んでみたいなぁ 続きを読む…
ネタバレあり -
ひでじろう
31巻との重なりが絶妙でした。ヒメと敦也の気持ちが近づいていくにつれて、切なさで読み進めるのがつらくなる。1巻で語られなかった魔女たちの気持ちが伝わったのもよかった。次はどんな魔女の物語を読めるのか楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
3★★★☆☆ 物語の設定としてはこの終わり方で正解なのだろうが、人情としてはもっとなんとかならないものかと思ってしまう。できれば三部作として仕上げて総じての幸せな未来が見たいものだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
L+F
31巻と同時系列で進むもう一人の魔女の物語。1巻の出来事も適度に散りばめられてあり、そちらを読んだ人は前コンビの姿を端々に思い出すことが出来る。 1巻の人と魔女の関係が親子のようだったのに対し、2巻は少し進んで恋人同士のような関係になっている。その分、お互いにこれからどうなるかが分かっていて、切なさ成分は前と比べて多め。どうしても2巻ということで1巻との比較になってしまったけど、この巻だけでも綺麗にまとまっていて読みやすいと思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
ハロサイ
3前巻とは、世界と時間が重なるがまったく別の話。魔女の楽園を抜けだした姫と顔付きの悪い主人公の出会いと別れ。一緒にたい焼を食べたり、映画を見たり、動物園へ行ったり、プラネタリウムを見るなど楽しい出来事の影に、帰らなければいけない、見つかれば保護されるなどのはかなさが漂う。アクションもシリアスも控えめだけど、この印象はすごく好きだ。別れのラストには安易なハッピーエンドには無い良さがあるよね。出来ればラストシーンは暴走より切ない感じに締めて欲しかったけど、すごく良かった。[☆☆☆☆-] 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/08/23
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定価628円(本体571円+税)
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ISBN9784094512878