あらすじ紹介
女子高生の近未来アーマードファイト!
「電離層大厄災」というカタストロフに見舞われ、精密機器や通信機能が使えなくなってしまった近未来。
人体を流れる微弱電流で稼働するアーマード・スーツが開発され、さらにそのスーツをまとったファイター同士で戦う地下格闘興業が密かな人気を集めていた。
訳あって従兄弟の男性教師と同居している現役女子高生の結々子は、生活費を稼ぐために内緒でこの格闘に参加している。実生活では運動音痴な結々子であったが、実家が拳法の道場を開いており、アーマード・スーツでの格闘に見事フィットしたのである。結々子は「スレンダー・ジェーンドゥ」というリングネームで連勝を続け、その人気も激しく上昇する。しかし、地下格闘での存在感が増すにつれ、結々子の周囲では不穏な動きが…!
手段を選ばずに結々子を潰そうとする勢力、さらには、ささやかな同居生活をも脅かす謎の事態が進行し、結々子は理不尽な戦いを強いられる羽目に。果たして、自分の秘密と幸せな同居生活を守ることができるのか…!?
スピリッツで大人気を博した『竹光侍』の原作者・永福一成がガガガ文庫に初登場!!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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みんなからのレビュー
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1_k
6設定がわけわかりません。EMPなのになんで永続的に電子機器が使えなくなる? 電子機器が使えなくなっても、アナログな内燃機関や油圧・空気圧は使えますよね? 電気止まった途端に死人の出る安全設計ゼロの輸送機関って技術者なめてます? その割にはパワードスーツは量産されている? そもそも普通の格闘技もので良かったのでは? 「お約束」で済ませてくれれば穴は見逃すのに、あとがきでなぜSFを強調するんです? 「埋まったままDE宇宙戦争」といいラノベでSFを自称する場合は設定を破綻させないといけない規約でもあるのですか? 続きを読む…
ネタバレあり -
菊地
3設定回りだけなら見るべき部分もあるけど、「ライトノベル」として見ると色んな所でハッタリの利かせ方が弱く、キャラクターの魅せ方にあざとさが足りない。戦闘シーンにしても丁寧に書いてるからビジュアル化すれば見栄えするかもしれないけど、文字だけで見ると丁寧なだけの文章でバトルの爽快感・緊張感がイマイチ伝わってこない。漫画原作としてなら「どういうシーンなのか?(どういうシーンを描けばいいのか?)」が正確に伝わればいいんだろうけど、ラノベとしてはその文章だけで「魅せ」ないといけない。そこのアプローチが甘かった印象。 続きを読む…
ネタバレあり -
詩川あかり
2テンポが漫画だからか淡々としてる。映像として頭に再現されはやすいが、小説ってのと違うかな。普通のラノベなら複数に渡って刊行されそうなくらいぎゅっとしてた。 続きを読む…
ネタバレあり -
asetonn
2地雷。だから漫画の原作者とかに書かせたらこうなると何度言ったら… 続きを読む…
ネタバレあり -
海老庵
2世界設定のアイディアは良かったと思うんだけど、説得力を持たせる為のディテールが弱いんじゃないだろうか。話のテンポがいいというよりは、書き流している様に思えた。電撃文庫の「アイドライジング」と読み比べてみると、色々面白いんじゃないかな。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/05/23
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784094512724