あらすじ紹介
’08年の話題を独占したシリーズ最新作!
革命によりすべてを失った元皇子、革命の旗印とされた風呼びの少女……。空の果てを見つけるため、若き飛空士たちは空飛ぶ島イスラに乗り旅立つ! 『とある飛空士への追憶』の世界を舞台に、恋と空戦の物語再び!!
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みんなからのレビュー
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まりも
85「風の革命」によって全てを失った元皇子カルエルと謎の少女クレアの恋と空の物語。今回は物語の導入部と言った感じでしたが、世界観やキャラ配置、描写の仕方が秀逸ですね。ロミオとジュリエットを元にした主人公とヒロインの関係が今後どうなるのか楽しみです。カルエルの義理のお姉ちゃん達がとっても可愛らしいのもポイントでしょうか。彼女達の出番は今回限りっぽいのが惜しい所です。ヘタレでマザコンでナルシストなカルエル君がどんな飛空士へと成長するのか楽しみにしつつ次巻へ。 続きを読む…
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とら
85あまりにも完成されている前作「追憶」があるので、「恋歌」は少し敬遠していたが読んでみたら止まらなかった。どう見ても”序章”としか言い様が無い一巻だったけれど、これから始まる世界の果てを目指す壮大な物語への布石はこれくらいで十分である。だがしかしその物語の実態は大体が”追放”であり、空飛ぶ島・イスラに乗って旅をすることに乗り込んだ人々はどう感じているのか。ただの憧れならそれで良いけれど、砲台が六つも設置されてることには何も感じないのか。その自然の美しさと対比して立ち込める暗雲に、いま複雑な心境になっている。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
66空の果てを目指すイスラに乗り込んだ、飛空士を目指すカルエルとアリエル。ただカルエルには革命によって処刑された両親の仇、「風の革命」の旗印だったニナ・ヴィエントへの憎しみもあったという物語。革命によって王子ではなくなったカルエルは、現状を受け入れるようになりつつも、どこかその頃の思いを捨てきれない状態。そんなカルエルが自転車の修理をきっかけにクレアと運命的な出会いを果たすも彼女は。。。という展開は最初からぐいぐい来てますねー。惹かれていく二人の思いは因縁を乗り越えられるのか。これは早く続きが読みたいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
あっか
64再読。とある飛空士シリーズ熱がフツフツと…笑 シリーズと言えど、こちらは初作「追憶」と同じ世界の全く別の国の話。革命により追放された元皇子カール(カルエル)が飛空士になり、義妹アリエルと共に世界の果ての謎を解くための長期旅に出る…そして同じ場所に宿敵もいて…という話。テンポもキャラも良くてとんとんっと読めてしまいます。展開を知っているけど、もう1巻の時点で何だか切ない…冒険がどうなるのか、彼らの関係がどうなってゆくのか、飛空士としてどう成長していくのか…色々な見どころが楽しいシリーズです。 続きを読む…
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
44【★★★★★】追憶を読んでから1年ほどあけてしまいましたが、とある飛空士シリーズの購読を本格的に行うべく、まずは恋歌から。 1巻目はまるまるプロローグという感じながら、さっそく圧倒的な物語性と300ページ未満とは思えぬ中身の濃密さにグイグイ引き込まれました。 最後に本作のメインヒロインとなるクレアの正体に愕然としたところで、次回に続くとな。 かつての革命で全てを失った元皇子と革命の旗印となった少女、残酷な運命が結びつけるその先は、果たして悲劇なのか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2009/02/23
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784094511215