あらすじ紹介
この世には「幽かなる」という領域がある。
「こんなもの、恐怖とは言わないわ」
“幽式”美少女転校生・神野江ユイに誘われ、オカルトマニアの高校生トキオが目撃する超常現象の数々。異界の淵で蠢く“念”が心の闇の扉をノックする……。新感覚学園オカルティックホラー!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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みんなからのレビュー
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miroku
20フェノメノ前夜。にしても、ガガガでこれを出しているのに、星海社であれを書いて良いのだろうか・・・? 続きを読む…
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ちる
12ホラーというジャンルで良いかと思いますが、読後は意外にもハッピーエンドでした。後半の勢いがいい感じでページがすらすらと進みます。後で知りましたがフェノメノのプロトタイプとのこと。私はフェノメノよりこちらが好み。怖さという点では物足りないけれど、彼岸と此岸の立ち位置や、「式づける」といった概念が上手く取り入れられているかなと。トラウマ持ちの主人公が、ちょっと変わった美少女と出会い…ボーイミーツガールというやつですね。爽やか系ホラーとして楽しめました。 続きを読む…
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めたにーと
7良作。ホラーとしても青春ものとしても一級品。続刊が出る気配ないのが残念……。 続きを読む…
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yosa
6思いの外面白かったし怖かったし気持ち悪かった。事実として、一気読みしてしまった程度には面白かったので、フェノメノの読んでみようかという気持ちにはなっています。あちらは少々お高いのが玉に瑕ですけれどね。まあそれはそれとして、こちらはライトノベル用にダウンサイジングされた姑獲鳥の夏といった感じがしました。大雑把に言えばですけれど。ミステリ要素は棚に置いておくとしても、これはこれでアリであることには間違いないです。イラストも他に無い感じで素敵。やっぱりガガガってこういった端的な部分が優秀だなあと感じました。 続きを読む…
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ブナ太郎
6素晴らしいの一言。元々、ライトノベルの中でも、「ボーイミーツガール」系の話が好きなのだが、これはその典型例であると言えよう。ただし「ガール」は幽霊現象を嬉々として追い求める奇人なのだけれど。「人は己の知覚した範囲のみを世界と呼ぶのだわ」。ライトノベルとは思えない心霊現象の怖さには、正直度肝を抜かれた。主人公は全然ヘタレじゃないと思う。マジで怖い。ヘタしたら、三津田さんよりも怖い。幽霊も怖いが人間も怖い。怖い怖い言ってるが、本当に怖い。だが、何よりも後半の怒濤の展開には目を見張るものがある。脇役をちゃんと描 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2008/11/23
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784094511017