あらすじ紹介
待ちに待った、完全新作長編登場!
攻性咒式士のガユスとギギナが住むエリダナの街は、憎悪と殺意で沸騰していた。労働者たちが破壊活動を行い、巨大な富と力をもつ国際投資家ダリオネートを狙うという不穏な雰囲気。そんな中、ジヴーニャは見知らぬ男から謎の指輪を託され、されにそれを奪うために、北方の破綻国家ピエゾの勇者にして虐殺者ウォルロットが現れる。そして、強大な〈古き巨人〉たちも、その指輪を求めエリダナに降臨。ピエゾからの民族独立と戦争の危機を機と見た龍皇国モルディーンが暗躍。ウォルロットと〈古き巨人〉たちの死闘に、ガユスとギギナ、エリダナとウコウト大陸の国家すべてが巻きこまれ、待ちに待った完全書き下ろし新作長編が開幕する!!
注目すべきは本書およびエピソード後編である4巻「Soul Bet’s Gamblers」を通しての最重要人物であるウォルロット。祖国を愛するがゆえに、虐殺に手を染め勇者の呼び名と同時に虐殺者の汚名も負うこととなった男。その名前は大陸全体にとどろき、ガユス、ギギナにとっては「人間の中では一番戦いたくない最強の攻性咒式士」である。そのウォルロットがジヴーニャの心を惑わせガユスの恋敵となり、同時にエリダナの運命を握ることとなる───。
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みんなからのレビュー
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茅瀬
9よくもまぁそんな次から次へとめんどくさい事になるわ!ってシリーズ3巻。最初は間男死ね!って思えてたのにやっぱりだんだん魅力的に。主人公哀れ。主人公2人は劇的レベルアップしてるわけでもないのに敵がどんどこ強敵になって無理ゲー。いや、一巻から変わらずずっと無理。ある意味ブレない(´・ω・)今回の話は色んな物が絡まり過ぎて理解力がついてけて無いので後半が不安。。。 続きを読む…
ネタバレあり -
くろ
4前後編の前編。再読。 ここは元素周期表を手元に読まないとな。 国家のため、野望のため、愛する人を取り戻すため、だけどその行動も考えも縛られているなら、愛することは呪いにもなる。 逆に、それで前進できるようになるなら、愛されることは救いにもなる。 続きを読む…
ネタバレあり -
あちこ
4話は面白いんだけども、ヒロインであるジヴに全く共感できないのが一番つらいw 続きを読む…
ネタバレあり -
たけこ
4次から次へとまあどんどこ強い敵が出てくるなあ。ジヴさん行っちゃうんですかー? でもなんとなくウォルロットは次巻で死にそうな気がするから最終的にはガユスのとこに戻ってくるかな? 続きを読む…
ネタバレあり -
ササキアンヨ
4マジ?ジヴ戻らないんだ。でも今回のガユスは全く擁護出来ない。クズだもん。ギギナの影が薄かった巻。古き巨人強すぎ。古き巨人編が片付いたらジヴ戻ってくるかもだけど(ウォルロット死にそうだし)。なんか、今さら感。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2008/09/23
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定価859円(本体781円+税)
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ISBN9784094510881