あらすじ紹介
大幅加筆新生「され竜」怒濤の連続刊行!!
物理法則を変異させ、街ごと消滅させるほどの物理現象を生み出す咒式。その咒式を使い賞金稼ぎ業に精を出す攻性咒式士、ガユスとギギナは、今日も過酷なエリダナの街で生きる。警察からは、邪悪で危険な咒式生物〈禍つ式〉による連続殺人事件を解決するよう依頼され、嫌々ながらも商売敵ラルゴンキンの構える大手優良咒式士事務所との共闘を始める。その一方、巨大咒式企業ラズエル社からは、異国の反政府組織の人質となった経営者御曹司である天才咒式学者レメディウス博士を救うため、巨額の身代金の交換現場に立ち会うことを依頼される。一見無関係に見えた二つの事件は、エリダナの街を盤面と見立てた狂気の遊戯としての姿を現していく!
ライトノベル史上最悪の謎と悲劇が交錯する『されど罪人は竜と踊る』シリーズ第2弾も、大幅加筆超大国の巨大兵器産業が辺境の異国を内戦の悲劇に追い込み、理想高き若者の人生をくるわせ破壊する……現代地球の直面する解決不能の難題に直結するテーマに照射された、作家の知に刮目!
【編集担当からのおすすめ情報】
帯にはケンドーコバヤシ氏による絶賛推薦コメントあり!
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みんなからのレビュー
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ゆなほし
30シリーズ2作目。禍つ式による連続殺人事件と、咒式企業ラズエル社から依頼されたレメディウス博士を巡る事件、無関係なはずの二つの事件がエリダナの街を譜面とした狂気の遊戯となっていく。複雑に絡み合った事件の規模、増えた敵味方、背後に仄めく巨大な陰謀…全て前巻よりパワーアップしてより面白くなってきた!これだけページ数もあり複雑怪奇な物語だと、1冊だけでさながら劇場版のようなスケールである。相変わらずガユスとギギナの掛け合い(悪口の言い合い)が軽快で好き。シリーズとしてはほんの序盤なので、まだまだ読んでいきたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
草薙香里
11とてもしんどいなあ…。争い方がえげつない。いったいどうしたらそんな咒式思いつくんだよ…。 続きを読む…
ネタバレあり -
ミヤト
10前巻以上に複雑でダークだ。容赦ない展開。軽口に磨きがかかっていた。 続きを読む…
ネタバレあり -
加速少年
7最高かよ……。1巻読んだときは読みにくいなぁって感じだったけど、慣れたのか割とスラスラ読めた。前回に比べて今回はかなり暗いお話。さすが暗黒ライトノベルの元祖。胸糞で暗いけど、そこがこの作品の魅力って感じだね。物語も色々考えさせられる内容になっていて非常に良い。戦闘も相変わらずギリギリで行われていて読んでてハラハラする。敵が強すぎるんだよなぁ……。けど、その強敵をギリギリの体力で倒すのがまた面白い。ガユスとギギナのコンビ好き。2人の過去も気になるな。あと、相変わらずモルディーン枢機卿長が怖い(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
茅瀬
6旧版は読んでましたが新装版は読まずにずっと放置してたのを「最新刊面白いから!」と、旦那さんにせっつかれ再読。そうだった。こんな話だった。本当真面目に暗いしエグい('A`)何が嫌かって、不幸な展開しか見えないのに登場人物が無駄に皆魅力的なんだよなぁ。登場人物の慟哭が旧作を読んで5年以上経った今でも鮮烈に残ってる。面白かったけど最新刊迄長いなー。頑張る。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2008/06/23
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定価817円(本体743円+税)
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ISBN9784094510768