あらすじ紹介
あのビッグシリーズ、ガガガ文庫へ!!
あの“暗黒ライトノベルの始祖にして最終作”がガガガ文庫に登場! 2003年から2006年、角川スニーカー文庫からリリースされ、旋風を巻き起こした問題作『されど罪人は竜と踊る』シリーズが、再構成&大幅加筆を経て完全真説版となってここに新生! 著者浅井ラボ自ら「描かれるべきことをすべて描いた。これが完全版です」と言い切る。
咒式。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。咒式を使い、トラブル解決と賞金稼ぎの仕事に明け暮れる攻性咒式士である二人、ガユスとギギナ。ガユスは自ら呼び寄せる不運を機転でどうにか乗り切ろうとし、美貌だが残酷な剣士であるギギナは巨大な屠竜刀で斬りまくる。<異貌のものども>や賞金首を追う彼らは、エリダナの街に交錯する<竜>との戦いや大国の陰謀に巻きこまれていく。
策謀を巡らし超大国を牛耳るモルディーン、似ても似つかない双子の最強翼将イェスパーとベルドリトなど、シリーズえを通して絶大な人気を集める多彩なキャラクター達が次々と登場する第1弾!!
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みんなからのレビュー
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合縁奇縁
94『咒式』。それは、作用量子定数hを操作し、局所的に物理法則を変異させ、TNT爆薬や毒ガスを生み、プラズマや核融合など途方もない物理現象を巻き起こす方程式。中世風の世界観を醸し出すエリダナの街で異貌のものどもや国家の権謀術数が渦巻く厄介で一筋縄ではいかない争いに、『咒式』と呼ばれる魔法を科学的に理論付け体系化した能力を駆使し、立ち向かう攻性咒武士の不幸にして不運なガユスと美貌の戦闘狂ギギナコンビが、うんざりするほどびくともしない強敵相手に、皮肉を垂れながら事件の謎を紐解いていく無骨ハードダークファンタジー。 続きを読む…
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流言
59吹き荒れるような設定の連打と、読者にわかりやすく書こうという気持を全く感じさせない言葉のチョイスで紡がれるダークファンタジー。どちらも小説においては好まれない行為のはずで、描かれた文章を丁寧に追おうとして前半はとても物語に入り込めなかったがなんとなく流れで読み飛ばしつつ雰囲気を味わうものだと理解してからは心地よいアクション物として楽しむことができた。慣れてしまえば設定の羅列も作中に描かれる謎現象が跋扈する荒唐無稽な魔法を裏付ける不思議な説得力になる。筆力で押して押すのが魅力のパワー&クラッチ小説と言える。 続きを読む…
ネタバレあり -
ゆなほし
35咒式を操り異貌のものどもや賞金首を狙う咒式士であるガユスと相棒ギギナは、エリダナの街で大国の陰謀に巻き込まれる…。非常に良い。暗黒ライトノベルの始祖にして最終作と言われるだけあり、オリジナリティ溢れる咒式の設定、キザで魅力的な主人公達、竜との戦い…全てが振り切った勢いで最後まで飽きさせない。ガユスとギギナの掛け合いも面白く、また伏線の回収も鮮やかで上手くまとまっており、非常に良く出来た1巻である。背後にまだまだ広がりを感じさせる世界観に、続刊も期待できる作品だった。 続きを読む…
ネタバレあり -
mahiro
11オーフェンに似てると言う事で息子のお勧め本。ストーリーもキャラも悪くないが咒式の蘊蓄や描写を読むのがめんどくさい、のめり込めない、続巻を読むかは未定・・あ、アニメは見た。 続きを読む…
ネタバレあり -
草薙香里
11面白かったけれど戦闘シーンが多くて退屈でもあった。咒式は難しいし…。ガユスが格好良かった。椅子を大事にしすぎだろう 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2008/05/25
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定価755円(本体686円+税)
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ISBN9784094510720