あらすじ紹介
「だーれが、幽霊女ですって?」
右手でモノを握ると跡形もなく消える――だから、空っぽの手品師。そんなふうにクラスでは三文手品師のフリをする、それが僕の平凡な日常。の、はずだった……アリッサと出会うまでは。「あんたに選択の余地はないのよ。あたしに従いなさい!」屋上から降ってきた半透明の少女にいきなり命令され、強引に肉体を依代にされてしまった僕……足元がふらふらする。全身がだるくて重い……待て。なぜ僕がこんな目に? 幾何学模様の法衣を纏い金髪碧眼の瞳を持つ彼女の名前はアリッサ=クラノ=ストーリング=ライト。大魔術師ヒース=ストーリングの孫娘で、天空に浮かぶ≪方舟≫から自分の肉体を奪った犯人を追って、精神体として彷徨い、この地上へと辿り着いたというのだが……。
秘密の右手を持つ少年と、世間知らずでわがままな魔法少女が繰り広げる学園マジカルストーリー! 第1回小学館ライトノベル大賞期待賞受賞作家のツカサ先生による独特なストーリーテリングと、「撃墜魔女ヒミカ」(電撃文庫)や「ゴッデス!」(HJ文庫)などで知られる近衛乙嗣先生の流麗なペンタッチが見事にコラボレーション! 好評大人気シリーズ第1弾!
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みんなからのレビュー
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たく@ぼっち党員
7ファンタジーとSFの中間みたいな異能モノ。中の下かな。テンプレチックな導入でした。主人公の能力がどうみても上条さんの下位互換です。ただ、能力を得た過程とでも言いましょうか、「もう抱き締めることができないッ」みたいなところはポイント高い。プロローグがよくある妹と生き別れ。どうも盛り上がりきらなかったな。続きを9冊も買っているのですが、続きを読む気にはなれないですね。 続きを読む…
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彼方
4魔術が主設定の異色マジカルコメディ、コメディと言えるほど明るくなかった気がしますが…、中々面白かったです。主人公の右手で掴んだものを消す力は禁書と似てますが差別化が図られていてあまり気になりませんでした。啓介がアリッサと出会って過去を受け入れ行動してく様は良かったですがジン、冬上と行為がゲスい、結末も具体的にわからないとうーん…全体的に重かったのでカタルシスが足りなくもう少し綺麗に終わらせてほしかったですね。友月より冬上の方がキャラデザが好みなのはなんか悔しい…。すっきりしませんし次巻も読んでみようかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
コリ
4面白かった。まだまだ始まったばかりで、奥深い世界観の底が良い意味で見えない。期待のシリーズ間違いなし!友月が少しずつ心を開いていく描写にニヤニヤ(笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
ずんぺ
3異能ものと、ファンタジーが混ざった、テンプレ的なラノベでしたが、かなり面白かったです。他人も、自分自身すら信じない、他人を助けるのに見返りを求めない孤独な主人公。主人公のトラウマと能力が交錯していてるところが良かったです。右手の能力は、どこぞやの幻想殺しさんと被っているのでここが違ったら結構良かったと思います。魔術の設定が予想以上にしっかりしていて、頭の回転が追いつきませんでした。続きが無性に気になるので、早く次巻が読みたいです。 続きを読む…
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晦夢
3やはり面白い 主人公の啓介がかっこいいな 他人に何も期待していない、見返りも求めない、そして他人も自分も本当は何も信用していない主人公 いいね 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2007/10/23
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784094510317