あらすじ紹介
『アプリ研究会』の蒼鳥唯が作った「めんたるあぷりけ~しょん」にはプレイヤーが見廻景吾LOVEになってしまう効力があった。そのアプリの被験者・中星奏は、景吾が側に居ないと色々危険な状態になってしまうため、唯は二人に同居を強制する。このアプリは研究会の存続のための実績作りとして開発したものだというが、本当の狙いは……。新聞部の神村杏が、謎多き『アプリ研究会』を調べていくと隠された秘密が次々と明らかに!
突然見知らぬ美少女が「ずっと好きでした、あなたにならなんでもしてあげる!」なんて言いながら迫ってきたら? 『アプリ研究会』の一員である見廻景吾に訪れた刺激的な出会い――研究会の会長である蒼鳥唯が作った「めんたるあぷりけ~しょん」の被験者になった中星奏は、メンタルをコントロールされて景吾ラブ!!になってしまっていた。アプリの効果がいつ切れるのか、どう作用するのかはまだ解明されていない。そんな状態の奏を一人にしておくと、景吾のため犯罪をも犯しかねないため、唯は二人に同居を強制する。そもそもこのアプリを開発したのは、研究会の存続のために実績作りが必要だったと唯はいうのだが……!? 景吾のクラスメイトで新聞部のエースである神村杏はジャーナリスト魂を燃やし、謎多き『アプリ研究会』を調べていくと、奏が何故被験者となったのか、またもや予想外の秘密が明らかになっていく。変化球だらけのラブコメディ!
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みんなからのレビュー
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わたー
11【試し読み】天才の先輩が作り出したとあるアプリは、プレイヤーが主人公のことを好きになるという催眠アプリだった。なんだか、低価格エロゲで見たことあるような設定だなというのが第一印象。エロコメ寄りだったが、いかんせん全年齢対象なので中途半端な感じがした。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
9もし、人の心を操り、好意を植え付けてしまうアプリがあったとしたら、それは世紀の発明か、それとも悪魔の発明か。一つの発明を巡り、幾重にも真実が張り巡らされ、予想外な方向へと爆走していくこの物語。どこか近未来的、だけど現代的な世界観の中、人の心というものについて考えを巡らされる、文字通り一筋縄ではいかない、複雑な味のする物語である。確かにこの発明は悪魔的であったのかもしれない、だけど確かにこの発明で救われた人もいるはずだから。そこに救いがあるのなら、この物語は幸福であったのだろう。 うん、面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
7試し読み感想。アプリ研究会の部長が作ったプレイヤーが見廻景吾LOVEになってしまうアプリの被験者・中星奏と同居生活を始めることになった景吾のドタバタラブコメ。バックワード・マスキング技術を使った洗脳って書かれると途端に胡散臭くなっちゃいますよね。只の洗脳アプリで良かったような。ところで奏は本当に洗脳されているのかな、洗脳されたふりをしているのでは?試し読みの段階では明かされないあらすじの新聞部・神村が暴く秘密や変化球だらけのラブコメディの言葉が気になりますね。 続きを読む…
ネタバレあり -
水城真琴
4ひなた先生の新作。学園モノでアプリ同好会でのタイトルにも使われためんたるあぷりけーしょんというアプリをメインとしたストーリー。ひなた先生の書く主人公は一人称僕の男の子でしたが今回は脱力系の俺一人称で新鮮。相変わらず文章は読みやすくなってます。途中まではイメージしやすい王道的な展開。後半はまさかというキャラが怒涛に展開させて衝撃でした。これは予想外。主人公も脱力系と見せかけて周りをよく見て考えてて洞察力がすごい。個人的に好きなキャラはもちろん主人公もだけど女の子は唯先輩が後半はすっごい好きになりました! 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
4洗脳アプリという題材ながら、思ってたよりずっと真面目なテーマだった。後半にはエロい要素はなし。というかラブコメですらないな。アプリでモテモテ、その流れでなぜかハーレム!みたいな展開より断然よかった。人の感情って複雑で面倒で、だからこそ繋がりを持てると嬉しいよね。奏も唯も景吾もこのアプリがきっかけで救われたのだろう。惜しむらくは後半やや膨らみすぎかなぁというのと、アプリ関連の人間関係ばかりで『めんたるあぷりけ〜しょん』自体はあまり関わってこなかったことか。そこを上手く絡められたらより上手く収まった気がする。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/10/02
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784065138137