じゅっさいのおよめさん
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じゅっさいのおよめさん

「わたしはせいじのおよめさん!」 あのとき、僕の人生は変わった。僕のお嫁さんだと自称する、幼い少女との出会いによって――。
三門鉄狼 (著) / ふーみ (イラスト)
シリーズ:じゅっさいのおよめさん(講談社ラノベ文庫)

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あらすじ紹介

「わたしはせいじのおよめさん!」僕こと倉敷誠二が終業式を終えて家に帰ると、家の前で待っていた十歳ぐらいの見ず知らずの少女に、いきなりそう言われてしまった。およめさん宣言のもと、一緒に新婚生活を送ろうとしてくる少女。けれどもちろん、僕は十歳の少女と結婚することにした憶えはない。少女に話を聞くと、どうやら彼女はクラスメイトの御殿山みのりで、昨日突然その姿になってしまったらしく……!?


「わたしはせいじのおよめさん!」
僕こと倉敷誠二が終業式を終えて家に帰ると、家の前で待っていた十歳ぐらいの見ず知らずの少女に、いきなりそう言われてしまった。
およめさん宣言のもと、一緒に新婚生活を送ろうとしてくる少女。
けれどもちろん、僕は十歳の少女と結婚することにした憶えはない。
このままでは事案コース……そう思いながら少女に話を聞くと、どうやら彼女はクラスメイトの御殿山みのりで、昨日突然その姿になってしまったらしい。
僕は幼女化したクラスメイトと新婚生活を送りながら、彼女が失った時間を取り戻すために奔走するが……!? 
これは、僕の人生を変えた、ある夏の新婚生活の思い出の物語――。

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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    高2の1学期の終業式の後、帰宅した誠二を待っていたのは「せいじのおよめさん」を自称する少女。なし崩し的に一緒に暮らし始めるが、やがて彼女は突然子供になってしまった同級生のみのりであることが明らかになり…。人と接することが苦手の誠二の心も二人で暮らすうちにほぐれていき、お互いに無くてはならない存在になっていく。心を動かされました。序章では悲劇的作品かと思わせておきながら、終章ではハッピーエンドになっていて良かった。あとどのくらい一緒にいられるか分かりませんが、二人の未来が幸多からんことを。良い作品でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Merino

    これは神様のいたずら。主人公の家にじゅっさいのおよめさんが押しかけきて、戸惑いながらも唐突に始まる新婚生活。甘くもなく辛くもなく。これは二人がしっかりと結ばれて幸せになるための物語である。幸せになってくれないと嫌だ。そんなお話。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    【試し読み】高校の終業式を終えて帰宅した主人公を待っていたのは10歳の押しかけ女房。なし崩し的に始まる同居生活。しかも、彼女の正体は…というちょっぴりSF要素の入った同居モノ。日常描写はほっこりするが、主人公の過去回想という語り口のため、要所要所で陰がちらつくのが気になった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    終業式の日の午後、平凡な少年が十歳まで若返った級友の少女に出会い始まる愛のお話。―――合縁奇縁、それでも君と結びたい想いがある。 何も持たず、純粋な心だからこそ伝えられる想いがある。幼い童心と年頃故の恋心。神様の悪戯という不思議が起こす、奇跡のようなこの物語。これは愛の物語。二人が惹かれ合い、お互いの時間を一つにし一緒に歩み出すまでの、どこかしっとりとした、でもほんのり甘くて温かい恋であり愛の物語である。一緒にいたいから全部賭ける、全部分かち合う。どうかこの二人に末永い幸いを。 最高に面白いと断言したい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • nawade

    ★★★☆☆ およめさん宣言のもと、十歳位の少女と同居生活を描いた物語。ロリっ子との生活を描いたほのぼの系かラブコメかと思いきや、少女の正体はクラスメイトの少女で、尚且、悲劇が待っていることが仄めかされている。後半は何故彼女が若返ったのかというところに焦点があたるが、それは物語を完結させるための予定調和であって語るべきところでもない。時には無邪気な十歳位の少女、時には冷静な同級生の表情を見せるみのりのアンバランスさはなかなか魅力的だった。高校生の姿では素直になれない、この姿だからこその体当たりが尊い。 続きを読む…

    ネタバレあり
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