あらすじ紹介
20XX年、茨城県土浦市。霞ヶ浦の水面が穏やかにたゆたうこの街に、日本屈指の過激派武装集団“新攘夷会”が出現。銀行を占拠した彼らは人質の虐殺を宣言する。理不尽な暴力の前に為す術もない市民。迎え撃つのは、土浦署“特攻一課”の名前に勝てない正義漢・無壊護、風来坊のギャングスター・エイタ・サキモリ、不相応な運命を背負う一般人・民守夏希。己の信じる“正義”のため、クセ者揃いのヒーローショウが開幕する!!
かつてこの街にはヒーローがいた。類まれな身体能力と智力、そして勇気を武器に巨悪に挑み、人々を助け、そして、姿を消した――。この物語は、ヒーローの心を継ぐ3人の若者たちの英雄劇である。20XX年、茨城県土浦市。霞ヶ浦の水面が穏やかにたゆたうこの街に、日本屈指の過激派武装集団“新攘夷会”が乗り込んできた。銀行を占拠した彼らは目的も告げず、人質の虐殺を宣言する。理不尽な暴力の前に為す術もない市民。迎え撃つのは、土浦署“特攻一課”の名前に勝てない正義漢・無壊護、風来坊のギャングスター・エイタ・サキモリ、不相応な運命を背負う一般人・民守夏希。己の信じる“正義”のため、クセ者揃いのヒーローショウが開幕する!!
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みんなからのレビュー
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わたー
12【試し読み】★★★☆☆暴力を振りまく熱血漢な警官、義賊なギャングスター、巻き込まれ体質の青年が土浦で出会う時、物語は動き出す…はず。試し読みでは序盤なのでまだこれからといったところ。キャラはそれぞれ魅力的に描かれているので、これからどんな騒動が巻き起こるのか楽しみになった。トラブルメーカーの青年はどう見てもじょせ…まあ、試し読み以降で明かされるだろう。ただ、カテゴリーエラーな作品という印象が強い。また、描こうとしている群像劇の描写が未熟な点も気になった。他の作品が検索に引っかからなかったが、新人だろうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
11かつてヒーローが存在していて、そして姿を消した街。その街でヒーローの心を継ぐ3人の若者達が集い悪に立ち向かう話。何だろう、そこそこ面白かったんだけれども何かが足りないこの感じ。3人のヒーローがそれぞれの能力を生かして活躍するのはいいんだけれど、その分視点が切り替わりが多くなり盛り上がるシーンでさえもイマイチ盛り上がらなかったが原因かな?個人的には、どちらかと言うと漫画や映像の方が映える様な気がする。 続きを読む…
ネタバレあり -
りんりん
10粗筋で購入。土浦が舞台。三人の若者が凶悪事件に巻き込まれ、「己の信じる正義」のため事件を解決に導く。ある日、日本屈指の過激派武装集団が銀行を占拠。彼らは目的も告げず、人質の虐殺を宣言する。理不尽な暴力の前に立ち向かうのは三人の若者達であった……。途中、時系列と視点が変わるのは良いのだけど齟齬をきたしていて、ちょっと残念。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
7かつてヒーローがいた街で、己の正義を信じる者達が街を襲う巨悪に立ち向かう物語。―――正義は我に在り、故に為せ汝の正義。正義と悪、そして一般人。どこか頭の螺子の飛んでぶっ飛んだ、最高にファンキーな曲者達が同じ舞台に鉢合わせる時、圧倒的なまでの英雄劇は幕を開ける。独特な調子の曲者達の圧倒的な戦い。そんな熱い戦いの中に問い掛ける、正義の在り方。そんな物語にどうしようもなく心が踊る。それは多分、この物語に圧倒的なまでにヒーロー性が溢れているからなのだろう。次に三人が集うのはいつか。 次巻も早く読みたいものである。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
6★★★☆☆ 第7回講談社ラノベ文庫新人賞佳作受賞作。かつてヒーローが活躍し消えた街・土浦市、そのヒーローの心を継ぐ12年後に生きる3人の若者たちの群像劇。特攻一課の脳筋警官・無壊護、ギャングスター・エイタ、災いごとが寄ってくる一般人・夏希と三者三様の悪党への対し方、彼らの運命が絡み合ってく様が描かれているが、ステレオタイプのキャラクターで踏み込みが足りないせいか、期待していた絡み合いが少なかったせいか何か物足りない。後、敵のボスキャラを倒して逃がす展開が繰り返されたのでラストバトルが盛り上がらなかった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/05/02
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784065115145