あらすじ紹介
この世界から消えかけてしまった水希を取り戻してから、約一ヵ月。俺は水希やその双子の姉の葉月たちと、忙しくも平和な日常を送っていた。だが、ある夏の日に事件はふたたび発生する。なんと、葉月の姿が小学生ぐらいにまで若返ってしまったのだ! どうやら一ヵ月前の事件と同様、『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまったらしい。はたして俺たちは無事に葉月を元の姿に戻せるのか……!?
この世界から消えかけてしまった水希を取り戻してから、約一ヵ月。
俺は水希やその双子の姉の葉月たちとともに、忙しくも平和な日常を送っていた。
だが、ある夏の日に――事件はふたたび発生する。
「あーあ、ちょっとくらい子供の頃に戻れたらいいのに」
そんな何気ない言葉とともに、まばゆい光の中から現れたのは――小学生ぐらいにまで若返った葉月の姿。
どうやら一ヵ月前の事件と同様、『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまったらしい。
はたして俺たちはその願いを越えて、無事に葉月を元の姿に戻せるのか……!? 二度と戻らない夏。二度とは戻れない夏――。
喫茶店が舞台の感動ストーリー第二弾!
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みんなからのレビュー
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よっち
35この世界から消えかけた水希を取り戻して約一ヵ月。今度は双子の姉・葉月の何気ない一言から『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまう第二弾。穏やかに二人のことを見守ってきた葉月。元に戻るため子供の頃のように楽しい日々を皆と過ごした彼女でしたけど、だからこそこれまでのように三人一緒に居続ける難しさを痛感してしまったんでしょうか。ようやく向き合った二人でしたけど、その思うところは相手にきちんと伝わったのか、複雑な想いが交錯する三角関係の行方がどうなるのか。続刊が早く読みたいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
12事件から一か月、料理書のせいで子供になってしまった葉月を元に戻すべく、願いの本質を探す今巻。―――気づいた形、そこに自分はいなかった。篝と水希の関係をずっと見てきた双子の片割れ、葉月。篝に想われながらも一歩引いて全体を見ていた彼女。そんな彼女の内面に迫り、彼女が感じていた思いに触れて鋭く切ない風を感じる今巻。三人なんかじゃなかった。それでも、今のままじゃいられない。例え誰かを傷つけるとしても。冷たい風の中に揺れる木が如く揺れ惑う三人。一方通行の思いが噛み合わぬ彼等の想いの行方は。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぶなぶな
9双子の姉の方・葉月に焦点が当てられる第2巻。葉月の願いが悪魔の料理書により叶えられ、子どもの姿になってしまい…という話。とても良かった。男主人公と双子の姉妹、幼馴染み三人という関係性がやっぱり上手いなあと。三人一緒だった幼い頃とは同じでいられず、気づけば「二人と一人」に変わってしまった関係に対する葉月の寂しさがとても辛かった。葉月を好きな異性、憧れのまま遠ざけていた篝がちゃんと彼女と向き合えて良かった。昔とはまた違う形で、だが誰ももう痛い思いをすることがなくなってほしいな。次巻もぜひ読みたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
くもり
8三人でいるって結構難しくて、友達同志でもちょっとした事で二人と一人になったりするから、葉月の寂しさはわかるような気がする。それに恋愛が絡んでくるとね。篝がきちんと気持ちを伝えられて良かった。結局葉月の進路はどうしたんだろう。まだ変化するであろう三人の関係も気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
8今回は双子の姉、葉月がメイン。前巻で読者に見せつけた篝と水希の相性をずっと見てきた彼女の願い。天然で子供っぽい彼女だからこそ、その隔たりを敏感に感じたのかな。産まれた時から一緒だった人と『二人と一人』になるのは辛いよな…。篝の想いを聞いて、過去は良かったと嘆くのではなく、未来に胸を膨らませるようになれればいい。篝もちゃんと決めたけど、あそこで背中を押せる水希がホントに良い娘すぎてツラい。あと最後、続くらしいって言ったよね! ねえ! このままだと三人の関係が気になってしょうがないので続きマジでお願いします! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/11/02
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784063816341